TRIBEの話し合いが進む一方、各グループそれぞれのライブもある。
私たち二人もそうだ。
世界中でライブをしてて話し合いに出れない日々が続いていた。
数日間のライブが終わり日本に戻った。
ライブ中もかなり体は悲鳴を上げていた。
病院での診断結果は疲れとしか診断されなくて、休息をとることになった。
月日は流れ(飛ばします。)
TRIBEの最終公演2日目
楽屋
メキシコライブは本当にきつい。酸素の少ない場所だから。
その後、韓国から日本に戻って、韓国と日本でも環境が違って体調を崩す。
あなたは体が痺れて立つことも難しいし、しゅうは肺炎で歌うことが難しい。
韓国人スタッフもいるけど少ない。正直、体のことをわかってくれてるスタッフに任せたい。
準備をしながら心配そうに見てくるみんな。
ライブ中盤
ステージ裏に戻った時には2人とも支えられても立てない状況だった。
まだ明日まである。
来てくれた人にガッカリさせたくない。
そう思ってても体は言うことを聞いてくれない。
4時間という長時間ライブ。あと2時間も残ってるのにもうダメだなんて…
壁に手を着いて立とうとしても力が入らない
ギュッ
大好きな臣くんがステージから戻ってきて抱きしめてくれた。
仕方なく帰る準備をした。
スタッフさんに支えられながら会場を後にした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。