第35話

DVD③
704
2020/09/18 11:43
続き
しゅう
しゅう
そろそろ部屋から出てこいよ!
しゅうのマネージャー
やめろ
しゅう
しゅう
(・д・)チッ…クラブ行ってくる
バタン
マネージャー
思春期かしら‪w
しゅうのマネージャー
溜まってんだろ?
マネージャー
コラっ



3時間後
マネージャー
あなた、お昼ここ置いておくからね。無理しなくていいから一口だけでも食べて。


1時間後
あなた
オンニ、会社行く。
マネージャー
……わかった。シャワー浴びでおいで。
シャワーを浴びて衣装部屋に行って髪を乾かしてもらった。
マネージャー
もうすぐバレンタインね〜今年も日本に送るの?
あなた
うん。お兄様方のはちゃんと送るけど他の人の分はファンと一緒のやつに入れてもらう
マネージャー
毎年、隼と玲於が勝手に取ってるみたいよ。
あなた
知らなかった。


マネside



久しぶりにこんなに話したかもしれない。


少し明るくなった気もする。
マネージャー
日本だけよね。バレンタインに女性からって。
あなた
そうだね。今年は何くれるかな?
マネージャー
なんだろね〜‪wよしっ、乾いたよ。今日のアクセサリーは何にする?
あなた
オッパがくれたネックレス。クリスマスプレゼントの。
マネージャー
これね。さすがあなたの好みわかってる
あなた
うん。





会社
パクジニョン
久しぶり。体調はどう?
あなた
まぁまぁです。今日はお話があって。
パクジニョン
どうしたの?


男性がダメってわかってくれてて一定の距離を保ってくれてる。


この人は第2のお父さん的存在。
あなた
辞めさせてください。アーティストを。
パクジニョン
 あなた、それは許すことは出来ないよ。たとえ何年かかったとしてもステージに立つ。ファンが1人でもいるならその人のために全力を尽くしなさい。
あなた
でも、このままじゃ…
パクジニョン
ファンは待ってくれるよ。何年だって。だから一緒に1からやっていこう。完璧な人なんていないんだから大丈夫。あなたなら立ち直れる。
あなた
ありがとうございますッ泣
もう無理だと思った。でも、デビュー前みたいに自分で出来ないと決めつけていた。



その壁を破ってくれるのは今も昔もこの人だけなんだ。






その日の夜



コンコン
マネージャー
お客さん来たよ
ガチャ
ジミン
ジミン
ちょっと!
ジミンside



部屋に入ると血まみれのあなたがいた。



驚いたけどそれどころじゃない。
あなた
ジン
ジン
あなた。
ギュッ
あなた
ごめんなさい…ごめんなさい…
ナムジュン
ナムジュン
辛かったね。大丈夫だよ
ホソク
ホソク
俺らがいるよ。
あなた
怖いのッ助けて涙
ユンギ
ユンギ
ああ。助けてやるからもうやめろ
テテ
テテ
手当しようか。
あなた
うん…







哲也side


ビデオはここで終わった。


最後まで見るのは辛かった。




それでも見れたのは隣にAKIRAや直己がいたから。

昔から2人を知ってるからこそこの気持ちをよく理解してくれて、背中をさすってくれていた。




でも、一つだけ疑問が残った
哲也
哲也
なんで別れたんだろ…
これだけが不思議だった。



ビデオを見る限り幸せそうだった。



それなのに別れたのは何が理由があったんだろうか


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