その時仁香の斜め後ろにいた尾白君が、一瞬反応したように感じた。
ー放課後ー
ー翌日ー
私が家に帰るまではいたのに。
まさか。
昨日仁香が話していた事件が頭をよぎる。
私は登下校を共にする程仲の良い友達が仁香以外にいない。作ってもすぐに離れていく。
仁香を喪った今、私は独りだ。
尾白君が話し掛けてきた。
こくり。と頷く。だけど………
私って尾白君と話した事あったっけ?
ー帰り道ー
大きな鞄を持って路地裏に歩いていく尾白君を見かけた。
「グチャグサグサ」
そういう音と共に尾白君が真っ赤に染まっていくのが見える。
そう声をかけると尾白君は待っていたよ。と言わんばかりに嬉しそうに笑って。
そう聞くと
と答える。
明らかにいつもの彼とは様子が違う。
そう言って再び人の様なものに刃物を向けた彼はいつもは見せない狂った笑みを浮かべていた。
俺らの仲って何?
尾白君とは今日初めて話したのに。
作者のnayeonpen♡kanamiです!
最近ネタの切れが良いんで
投稿が…………(訳:ネタ切れ)
皆さんにご相談がございます。
この作品いつも書いてて思うのですが
グロいです。
R18作品として出した方が良いでしょうか?
コメントお待ちしております!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!