私は博麗大結界を探すべく色々な所を歩き回った。
住宅地、森、神社…色々な所を回った。
けれども、博麗大結界は、見つからなかった。
注 あなたはもとに戻りました。
急に博麗大結界が見えた、この人と、緑谷さん、話していたら。
私の頬には涙があった、涙が頬を伝っていた。
泣いてる理由は解ってる。
博麗大結界を見つけたからだ。
やっと死ねるからだ。
私の涙は頬を伝い、落ちてゆき、黒い、黒い宝石となった。
あぁ、これは私の心の「影」私の心の良い心。これを持ってここにくれば誰でも幻想郷に来れる。
宝石は二十個できた。
私は宝石を袋に入れ緑谷さんに渡した。
緑谷さんが行って数十分たった。
私は影でまた結界を破り、幻想郷へと戻った。
霊夢さん、皆さん、今そちらに行きますね。
早く異変を起こしますね。
そして、
早く殺して下さいね。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。