ピピピピピピピピピピピピ
今日も嫌な1日が始まる
朝ごはんを食べ、制服を着て、かばんをもって、家を出る。
いつもそうだ
皆私のことをこういう 「平凡」
子供の頃はきっといつか王子様が来る!とか思ってた
だけどそんなことないに決まってる
そう、私は自分の考えを押し潰して生きてきた
私は
○○○高校 1―3
あなた 15歳
今日は入学式の日
私は今までメイクの練習をしてきた
なぜかって?
平凡だから
メイクの実力をあげるために毎日練習を重ねた
よし!
これで少しは、ましになった
よし!行こう!
そして教室のドアを開けた
私は少し嬉しくなった
あっヤバい
こっちに来る!
よく見たら凄いカッコいい
顔も凄いちっちゃいし、脚も凄い長い!
急に私の頬が赤くなる
テヒョンとの出会いが私にとって大きな変化の始まりになりそうだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。