第2話

恋の始まり
2,134
2019/01/24 11:36
本谷先生♥
えー、今日から君達の担任をします。
本谷先生は、私達の担任だった。

まず先生はが自己紹介して、次は私達。
れん
夏野れんなつのれん

好きな物は、特にないでーす♡
夏野れんは、私の義弟。

母親が生きてる時に、れんの父親と再婚した。
あなた

夏野あなたです。

好きな物は、可愛いものと料理です。

私の席は、一番後ろの窓際。

だから自己紹介も一番最後。
本谷先生♥
よっし。終わったな。

じゃあ、さよーなら
キーンコーンカーンコーン。

ホームルームが終わって先生が出ていった。
女子グループのリーダー
先生〜♡
女子が団体で、先生の所に行っていた。
れん
チッ。なんだよ
りな
あなた〜♡帰ろ〜♡
成瀬りな。親友で隣の家に住んでる。
あなた

うん〜♡

れん
だめだ。
グイッと、れんに手を持たれた。
あなた

いった。

れん
今日はコイツ、
夜飯作らねーといけないから
りな
そうなの?じゃあいいや。

じゃあね、あなた♪
あなた

う、うん…

れん
行くぞ、
教室を出ようとすると……。
冬野先生
あ、あなた
あなた

は、はい?

冬野猛ふゆのたける先生。
(保健室の先生で、りなの好きな人)に呼び止められた。
冬野先生
すまんが、
本谷先生の、
歓迎会の幹事を頼みたいんだが
あなた

わ、私ですか?

冬野先生
ああ、頼む
あなた

……はい

れんの手が離れた。
冬野先生
あ、
じゃあ本谷先生のところに行ってもらえるかな?
あなた

はい♪

冬野先生
頼むな
あなた

………ということで!

先帰っといて!

れん
………チッ。ああ
逃げるようにして、先生のところに向かった。



〜数学準備室〜

数学準備室の前に来て、ゆっくりノックした。
本谷先生♥
どうぞ〜
中から声がした。
あなた

し、失礼します。

本谷先生♥
ああ、夏野か
あなた

冬野先生に、先生の所いけって言われて

本谷先生♥
あー、幹事だろ?
あなた

は、はい

ポンっと、頭を撫でられた。
本谷先生♥
俺の行きたい店があるんだ、

そこでもいいか?
あなた

はい♪どこですか?

本谷先生♥
行ってみるか?
あなた

へっ?いいんですか?

本谷先生♥
ああ、でも〜、仕事終わってからな
あなた

うん♪教室で待っとく

本谷先生♥
ああ





〜PM7;00

教室で待つこと、二時間。
本谷先生♥
待たせたな
ポンっと、椅子に座っていると頭を撫でられた。
あなた

ふわあー……、先生

本谷先生♥
行こうか、
先生の後に続いて、学校を出た。
本谷先生♥
家ここから近い?
あなた

ううん、電車で来てる

本谷先生♥
そっか……
先生と歩く、暗くて明るい夜道。

デートみたい♡
本谷先生♥
あ、ここ
と、私達は焼肉屋の前に足を止めた。
あなた

あ、ここ来たことある♡

本谷先生♥
まじ?俺引っ越してきてハマってんだ
店内に入って、二人席に座った。
あなた

あ、お金……

本谷先生♥
いいよ。
そのかわりいい歓迎会にしろよ
あなた

(ドキ……♡)

先生に手を握られた。
あなた

先生……手、

本谷先生♥
あ、ああ
手が離れた。




〜一時間後〜

それから、お肉をお腹いっぱい食べて店を出た。
本谷先生♥
送る
あなた

あ、だ、大丈夫です♪

弟くるんで!

本谷先生♥
そうか?じゃあ、さよーなら
あなた

はい♪ごちそうさまでした(^_^)

そう言って、先生は行ってしまった。

数分して、れんが来た。





〜その夜✕先生視点〜
本谷先生♥
んっ……////
先生の彼女
はっ…/////どうしたのー?

もう終わり〜?
本谷先生♥
ごめん、今日はちょっと
男なら、若くて胸のあるピチピチの女が好き。

愛、そして身体。
先生の彼女
なにー?
本谷先生♥
……、
でも、今日あなたに出会った。

一瞬ドキっとした。

初恋の相手に似ていて、可愛くて優しそうで。
本谷先生♥
(生徒にときめくなんて…)

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