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第116話

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角名 side






- あなたが怪我して来た

本人は階段から落ちたって言ってるけど

階段から落ちてそんな傷出来るのか……?

けど俺はあれからあなたと話してないし

聞けなかった





























美結:なぁ,あなた知らん?









- 昼休み,西村が俺達にそう言った












治:さっきツムも同じ事言っとったなぁ




美結:侑くんとは会ったで。あなたの場所聞かれて答えたんやけど……












- 『 二人とも何処にもいなかったんよ 』

西村はそう言っていた










治:一緒におるんかな?




美結:LINEしても通じなくてさぁ




角名:………ちょっとトイレ行ってくる













- 俺はそう言って教室を抜け出すと走り出した

あの二人が一緒にいるとか____危険すぎる
























角名:ッ………












- 校内を探し回ってみても二人は何処にもいない

どこ行ったんだよと思った矢先

保健室の扉が少し開いていて

中から声が聞こえてきた






















『 あなたのこと守りたいねん 』





















- 紛れもない,侑の声だった

俺は扉を少し開けて中を覗いた

侑が____あなたを抱き締めていた




























『 俺にしぃや 』






























- そう言って侑はあなたに唇を重ねた

俺は見ていられなくて静かに扉を閉じた

" 俺にしぃや "ってことは____

まだ付き合ってはいない………よね?

俺は不安に駆られて胸が痛くなった



























治:あ,ツムいたん?




侑:?おん,いたで?




治:あれから戻ってこんかったから帰ったんかと思ったわ




侑:まさか。あなたと保健室におったわ













- 『 今日あなたの事送ってから帰るから 』

侑は治にそう言っていた

ていうことは____まだ保健室にいる?











角名:………ねぇ侑




侑:?なんや




角名:侑とあなたは付き合ってないんだよね?




侑:…………










- 多分付き合ってはいないと思う

でも侑は付き合っていないとは言いたがらなかった













侑:それがなんや




角名:付き合ってないならあなたに無理やりキスとかするの止めなよ




治:え?









- 治も銀島も驚いた顔をしていた


















侑:角名に関係ないやろ























- 侑はそう言った

関係ない……?巫山戯るな





















角名:関係無いはずないよね?俺があなたの事好きなの知ってるよね?




侑:あ,まだ好きだったん?




角名:は………?



















- 『 最近違う女と仲良くしとるから

そっち行ったんかと思ったわ 』と笑う侑

きっと楓花の事を言っているんだろう











角名:楓花とは別にそんなんじゃないから




侑:へぇ?でも




角名:?




侑:角名はそう思っててもあの女はそうは思っとらんのやない?










- 侑が何の話をしているのかわからなかった













侑:あなたの事が好きなら彼奴の事どうにかせんといけないんやない?




角名:は………?






















- 『 あなたの傷を作ってんの

間違いなくお前やで 』と言う侑

傷を作ったのは俺……?

そんな酷い事する訳ないだろ……?

………てことは………

やっぱりあれは____人工的に作られた傷





















俺は部室を飛び出した