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第75話

➮ 74




















美結:あなたがんばれー!




あなた:うんー!










- 体育祭は進み,あたしの出る" お題競争 "になった












パァン!









- ピストルの音と同時にあたしはスタートをした

観客席が一斉に応援をする

あたしは1枚の紙を手に取りそれを開いた











あなた:ッ……え………?










- 目を疑った

誰だよこんなお題書いたの,って思った

だってそこに書いてあったのは……



















『 異性に肩車されてゴール 』




















あなた:ッ………




美結:……?あなた固まっとる…?




女子:何引いたんやろ?










- あたしは動くことが出来なかった

" 変わりたい "とは言ったけど

こんなこと頼める男子____いる訳ない

リタイアとか出来るのかな……

____そう思っていた時だった




















角名:あなた!!!!






















- 応援席から角名くんがあたしを呼ぶ声がした

振り返ると応援席から角名くんが手招きをしていた









角名:何だったの?












- 応援席の方に行けば角名くんはそう聞くので

あたしは角名くんに紙を渡した












あなた:り,リタイアとかでき………




















- " リタイアとか出来るのかな "と言おうとした時



















角名:ほら




















- 角名くんが応援席から出てきてあたしの前でしゃがんだ












あなた:え……?




角名:何してるの?乗って












- 『 早くしないと負けるよ? 』と言う角名くん










あなた:で,でもあたし重………




角名:じゃあ他の男に頼むの?













- 『 俺がいいって言ってるんだから早く乗りなよ 』

引きそうにない角名くんの肩に

あたしは渋々身体を乗せた









角名:立つよ












- 一言そう言えば角名くんは立ち上がった

応援席からは男子の悲鳴や女子の歓声が聞こえた











角名:しっかり捕まっててね











- 『 走るよ 』と言えば角名くんは走り出した

肩車なんて初めてだったから

あたしは怖くて角名くんにしがみつきながら目を閉じた



















パァン!









放送:1位は白組だー!




応援席:おおおー!!!!











- どうやら1位でゴールをしたらしい











角名:やったね,1位だって











- そう言って微笑む角名くん

でも全然下ろしてくれる気配がない












あなた:す,角名くんもう下ろして……!




角名:え?何で?




あなた:だ,だって角名くんの肩が壊れちゃう!!










- 彼はこの強豪校のレギュラースパイカーだ

そんな彼の肩にあたしは乗っている




















角名:壊れないよ




あなた:え……?





















- 『 だってあなた全然重くないし,寧ろ軽すぎ 』

と笑われた

ずるい____ずるいよその笑顔

また胸がキュウッって締め付けられる