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第33話

💖💙「過去」

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(その日の夜)

みんなは部屋に戻り、ころちゃんはさとみくんと

寝ています。
さとみ
……うぅぅ(´•̥ω•̥`)
ころん
zzzzz……。
さとみ
うぅぅぅポロポロ
ころん
ん……さとみくん?
さとみ
うわぁぁぁぁぁぁん(ó﹏ò。)
ころん
よしよし〜大丈夫だよぉ〜。
怖い夢でも見たのかな?
さとみ
うぅぅ……ヒックヒック
ころん
僕はここに居るからね。
さとみ
んん……グス



ころちゃんはそう言って小さなさとみくんを



優しく抱きしめた。
ころん
昔はよくこうやって、
僕の事慰めてくれてたよね……。
さとみ
グス……グス……。
ころん
もう何年君と居るかな……。
ころん
あと、何年したら……





























……
ころん
普通に生きられるのかな……ポロ
さとみ
こよん……?
ころん
あ、ごめんね。今僕が泣いたら
不安になっちゃうよね……。
さとみ
?
ころん
大丈夫だよ。さとみくん。
今度は僕が君を守るから……。
さとみ
あいっ!ニコ
ころん
(カワイ…///)
?
ころちゃん……
ころん
!?
誰?
なーくん
俺だよ。
ころん
なーくん……。
なーくん
ねぇ、聞かせてくれない?
なーくん
君達の"過去"について。
ころん
…………。
ころん
いいよ。

きっと、長くなるだろうけど……。




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(語り手:ころん)



僕は生まれてから


親というものを見たことがなかった。



僕の周りに居たのは、



僕と同じように、親の居ない子供達と


僕らを育ててくれていた先生が居た。



その子供達の中に


"さとみくん"が居たんだ。







さとみくんはいつも僕の隣に居てくれた。


僕は弱くて泣き虫だったから、


よく他の子供達にいじめられてた。


でも何故かさとみくんだけは僕の事を守ってくれた。


いつもこうやって「大丈夫だよ」って言って


頭を撫でてくれた。









それから数年が経って、


小学4年生ぐらいかな?


急に先生が居なくなったんだ。


僕とさとみくん以外は里親の所へ行っていて、


僕達だけが、そこに取り残されたんだ。


僕が怖くて泣いていたら、


さとみくんが言ってくれたんだ……



































「ころん。俺達だけの世界を作りに行こう」



って。




僕は、泣くのをやめて


さとみくんの手を取った。




















そこから僕らは喧嘩を覚えた。


金なんてないし、学歴もないから、


働けない。


僕達にとって、喧嘩だけが


最大の武器となったんだ。



でも僕は足でまといでいつもさとみくんに迷惑かけてた。


僕はそこで、"騙し"を覚えたんだ。


ちょっとせこいけど、このおかげで


お金や食べ物に苦しまずに済んだ。







高校生になって他に仲間が出来たんだ。


小さな田舎町だったから、仲良くなってさ。


そいつらとよくつるんでたんだけど、


ある日そん中の1人がさ、





「お前ら、千葉の学校に行けば?」


って、声掛けて来たやつがいてさ、


最初は何言ってんだって感じだったんだけど、





「こんな所に居ても、お前らは何者にもなれねぇぞ。」



そう言われて、さとみくんが立ち上がったんだ。


もちろん僕も。






それからさ、


仲間のみんなが僕達のために金とか色々必要なもん


集めてくれてさ、


学校の手続きまでしてくれたわけ。



でも、どうしてそこまでするのかって、


新幹線に乗る直前に聞いたら、


なんて言ったと思う?
なーくん
……分かんない……。
ころん
「お前らが俺らの"最後の希望"だ」
って……。
なーくん
…………
ころん
それで僕らはこうして、
ここまで来たってわけ。



そう言ってころちゃんは再び抱きついているさとみくんの


頭を優しく撫でた。
さとみ
(。-_-。)zzzzz



さとみくんは話しを聞いているうちに


すっかり寝ていた。
ころん
これが僕らの過去かなw
なーくん
……だから、さとみくんを取られた時、
あんなに震えてたんだね。
ころん
……うん……恥ずかしいね……。
なーくん
そんな事ないよ。
なーくん
でも……前も言ったけど、
さとみくんが居なくなったら、
ころちゃん危ないんじゃない?
ころん
うん……自分を保てるか分かんない……。
なーくん
……。
ころん
……。



しばらく沈黙が続いた。


さとみくんの小さな寝息が暗闇の中に溶けていく……。
なーくん
話してくれてありがとう。
ころん
ううん……長くなってごめんねw
なーくん
ころちゃん。
ころん
なに?
なーくん
さとみくんの事、しっかり守ってね。
ころん
!
ころん
もちろんだよ。
なーくん
その分俺はころちゃんの背中を守るから。
ころん
な、なーくん……。
なーくん
しっかり、寝てね?明日も何が起こるか
分からないから。
ころん
うん。
なーくん
おやすみ。
ころん
おやすみ。



そう言ってなーくんは自分の部屋へ帰って行った。
ころん
……さとみくん……。
さとみ
zzzzz……。
ころん
僕達はまた……
ころん
いい仲間を持ったね……ニコ
さとみ
……ぅゅ……zzzzz
ころん
おやすみ。






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