結局、昨日は私を呼び止めるすんぐぁなの声を聞こえないふりをして走った
もちろんメンバーのいる宿舎に戻ることが出来る訳もなく、
親友の 오빠 の家へ泊まらさてもらうことにした。
夜中に何度もかかってきた電話には知らないふりをして___。
ろくに めんばー とはなさないまま、
" 最後 " のライブが始まった
私が SEVENTEEN のメンバーとして、
Carat の前にいられる、最後のライブ、、
私とどぎょまとすんぐぁなの3人のユニット曲" SAY YES "
最後だと思うと、
どうしても我慢することが出来なくて、
でも、歌いきりたくて、
目の前のCaratちゃん達をみると、
どうしても涙が溢れて止まらなくなった
すんぐぁなの歌声があまりにも切なくて、
また涙が止まらない、
すんぐぁな"だけ"は私が今日で"最後"だということを知ってるから、
かな、、
私以上に泣いている
そんな私たちを見て、
ドギョマはすごく驚きながらも、
私たち二人の分までフォローして歌ってくれた。
ごめんね、
そんな私たちを見て、Caratちゃん達は、
驚いたり、一緒に泣いたり、ざわついたり、
⚠️ぶー兄弟 = あなたちゃんととすんぐぁなです
3人のユニット曲も終わり、フィナーレを飾るのは "帽子を深くかぶって"
あ~、、なんでこんなに切ない曲ばっかはいってんのよ(((
" 帽子を深くかぶって "
この曲の歌詞が、胸に突き刺さる
まるでわたしのことを表してるかのような、
自分へ言い聞かせるかのような子の歌詞に___。
最後の挨拶をしてみんなで1度下へ降りた後、
私だけ1人、また舞台へと上がった
深呼吸をして、上の階や、端にいるCaratちゃんまで順番に見ていく
" 大事なお知らせがあります "
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。