第40話

* 40 *
63
2019/09/16 12:08
岡崎 佳奈
はい、
翔太
ありがと
翔太
…ん、うま!!
岡崎 佳奈
味薄くない?
翔太
大丈夫、うまい!!
よかった、


美味しいって、嬉しい




翔太の笑顔はなんか、



分からないけど、、



いつまでも見ていたい





そんな風に思ってしまった


そのあとはみんなでワイワイカレーを食べ、あっという間になくなった











___ナイトワォーク___


「みんな傘とライト持てよー!」



あいにく、少し雨が降っていて、傘を持っていかなければならない





「みんな急げー!」





男子が先頭に立ってみんなが歩き出した












「ねぇ、こっちであってるの?」


「他のクラスいなくない?」


「ほんとに大丈夫?」




女子が心配になってきたみたい







全員で広場に集まってからナイトワォークを始めるんだけど、その集合場所がわからない



という事件。



みんなの意見がバラバラになり、誰かが、泣き始めたとき







「おーい!お前らこっちだそ!」




後ろから先生が走ってきた










私たちは急いできた道を走り出した





途中には水たまりがあって、下を見ながら、なんとか走った



翔太
ちょっと傘入れて
岡崎 佳奈
え?
岡崎 佳奈
あ、はい
岡崎 佳奈
傘は?
翔太
持ってきてない
岡崎 佳奈
ばかじゃん
翔太
うるせぇ
走りながら、私たちは会話した












やっと着いた




すぐに並んで



本当だったらくじ引きをするんだけど、


私たちが時間を使ってしまったから、班順












班順で良かったって心のどこかで喜んでいた

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