第12話

🌸 夕日 🌸
134
2018/05/08 13:08
それからBBQが終わり
またバスに乗り込み学校へ帰る

貴)なんかみんな寝てたね(笑)

夏)まぁ、1日楽しんだもん
疲れるよね(笑)

貴)そうね(笑)

先生)じゃあ気を付けて帰ってください

皆)は〜い

先生)じゃあ解散

皆)さよなら〜

貴)さぁ〜帰ろ

夏)あ、ごめん
私帰り岡本くんと帰ることになったの

貴)そうだったの?
行ってきな?また明日ね!

夏)ごめんね(><)

またね!と手を振り
岡本くんと帰っていった

貴)ありゃ、そのうち付き合うな

貴)てか、帰り1人か. . .

悠)お〜い下野?

貴)え、?あ、宮野くん!

悠)小野は?いつもいるだろ?

貴)あ〜岡本くんと帰ったよ

悠)あ、そうなんだ(笑)

貴)帰り1人なんだよね〜(笑)

悠)じゃあ一緒に帰る?

貴)え、いいの?

悠)別にいいけど

貴)じゃあ帰る!

今日はなんか、ついてるな
好きな人と一緒に帰れるなんて!
心臓バクバクだけどね. . .

貴)今日ってなんか微妙な
気温だよね〜
まぁ、丁度いいけど

悠)確かにな〜

貴)ねね、宮野くんピアス開けてる?

悠)ん?俺は開いてるよ(笑)

貴)そうなの?

悠)ほら

宮野くんが耳にかかった
髪を持ち上げ見せてくれた

貴)あ、ホントだ
じゃあピアスつけるの?

悠)まぁね〜下野は?

貴)え?私は、ッッ!?

私が答えている時
宮野くんが私の耳たぶを触ってきた

悠)あ、開いてないんだ

貴)う、うん. . .(照)

悠)ん?どうしたの?

貴)へ、?あ、いや、なんでもない!

悠)顔赤くない?

貴)ッッ!?

そう言って俯いた私を覗き込む
と、自然と顔の距離は近くなり
私の顔が赤くなるのがわかる

悠)ッッ!!

でも、私を覗いた宮野くんの顔も
私と同じくらい赤くみえたのは
眩しいほどの夕日のせいでしょうか

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