扉を開けた先には、一面の花畑が広がっていた。
凄い。普通に凄い。めっちゃ綺麗じゃん…
とひとらんらんさんは凄くイケメソ営業スマイルで私に微笑みかける。
おい、そんな笑顔を向けられて生きていられる奴がいるわけないだろ!!!!?
私は生きてるけど
(デジャヴ)
なんて笑顔で言われる
…………
…………
……………ケチ()
なんだよ!!!!教えろよ!!!!
そんな目で見つめるとひとらんらんさんは笑顔のまま少し固まった。
ちぇっ!!!!
いいもんね!!!!!!教えてくれなくても!!!!自分で見つけるもんね!!!!!ふん!!!!!!!!
なんて思っていたこともありました()
あれから結構経ったが、とても綺麗だという場所は特に無い。なんならどこから見ても綺麗だ。
え、ロボロンゴさんひとらんらん兄さんに哀れみの眼差し向けられてますけどえっえっえw(煽り)
てかひとらんらん兄さんも彼女居ないですよねえっえっえw(煽り)
や、やべぇやべぇ私としたことがなんたる不覚!!!!!!
まさか心の声が漏れているとは!!!!
てへ!!!!!!!!!!←
てかチビは兎も角その隣にいる白いの()が殺意剥き出しなんですけど。
彼女居ないワードでそこまで怒る…?
ここって彼女居ない人達の集まりじゃないの…?←
仲間沢山居るでしょ…?←
その殺意だけで充分でござる!!!!!!!!
充分過ぎてもう溢れかえってるでござるよお主!!!!!!!!!!
楽しかったなぁ!!!!!!このアトラクション!!!!!!!!!!(現実逃避)
別に傷付けちゃったのが申し訳無くて言った訳じゃないからな!!!!!!
ちょっと顔が可愛かったとかそんなことないからな!!!!!!
いや、そんな私とロボロの顔を交互に見ないでください。
なんだと思ってるんですか←
「「んな訳あるか!!!!!!」」
━━━━━━おまけ━━━━━━
ひとらんらんside
こうやって見ると一段とこの景色が綺麗に見えるなぁ…。
吃驚した。
心の中で言っていたはずなのにいつの間にか声に出ていたみたいだ。
多分、あなたは気付いてないんだろうな。
本当はあなたがいるからこの花畑が凄く綺麗な景色になってるってこと。
きっとこれは、ずっと言えないだろうなぁ。
他の皆もあなたのことが好きみたいだし。
まぁそうだよね。
あんなに綺麗で可愛かったらそりゃ………
俺はそんなことを考えながらあなたの方を向くと、如何にも「ケチ!!」って言ってそうなムスッとした可愛い顔をしている彼女と目が合った。
っ!!!!
聞こえてなかっただろうか。
彼女の方をもう一度しっかり見ると何かを探しているようだった。
よかった。聞こえてなかった。
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なんてことの後に彼女の事でいじられたひとらんらん兄さんでした。
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次回予告
(一々小文字書くの面倒になりました)←おい
ロボロと言い合いで殆どこの回を潰した主人公。()
???「メタいめう」
次のお話は全く決めていない作者。()
???「だからメタいめう」
無理矢理ひとらんらんsideに恋愛を入れて軌道修正をしようとしたけどなんかちゃうな状態になっただけだったおまけコーナー。()
???「メタい言うとるやん何回言ったら分かんねん」
最早何方がメタいのかも分からないこの状況。()
めうめう「なんかデジャヴやn………めう。」
そしてもう次回予告のネタ切れてきた。←
次回
「第5話」
特に何も決めていない!!!!
デュエル・スタンバイ!!!!!!!!
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デュゥエrrrルゥ・スゥ⤴︎ タァンバァァイ!!!
(次回予告担当さんの喜びの舞い)
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。