月島side
みんながわいわいと騒いでいる中、僕は一人部屋を出た。
あぁ、モヤモヤする。
何で菅原さんと仲良いの。
何で抵抗しないの。
何で、僕は独占欲がわいてんの。
腹立つ。あなたとかいうやつが。
本当なんなの、いつも僕は冷静に場を見ていた。
自分のペースが崩されないように気をつけていた。
なのに…
あなたは、すぐに僕の調子を狂わせてくる……。
自分のペースを乱されるのは本当にヤダ。
でも、彼女だったら、悪い気はしない。
嫌いになれない。
月島「変なやつ…」
魔法でも使えんのかな…なんて、馬鹿げたことを考えてしまった。
…部屋、戻るか。
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読んでくださりありがとうございました😊
ちょっとずついいねが増えてきてめちゃくちゃ嬉しいです!
今回はちょっと短いお話になったので、月島くんがいなくなってからの部屋での会話を載せときます!
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あなた「…どうしたんでしょう?」
山口「さぁ?(←分かってる)」
日向「なぁ、みんなでUNOしようぜ!!」
影山「ぜってぇ負けねぇ!!」
日向「臨むところだ!!!!」
菅原「負けた奴は、一位の好きなとこ3つ言えよ!」
うっわ…それは負けたくない。
負けた。最下位だった。
ちなみに一位はゆうくん。
ゆうくんの好きなとこ3つ………
あなた「えーっと…何に関しても全力なとこ、
めっちゃパワフルなとこ、
あと……………」
ゆうくんの髪の毛で、唯一立っていない金髪のところをすっと触る。
あなた「このちょこんってした髪の毛が可愛いとこ………が好き///」
恥ずかしすぎるわこんなん。
ほら、ゆうくん恥ずかしすぎて悶絶してるし。
あなた「や、本当すみません。一生言いませんこんなの…」
ノヤっさん「…ううっ、カワイイっ//」
あなた「…え、可愛いじゃなくてかっこいいが良かったですか?」
田中「いやそういうことでは無いと思う」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。