第27話

急接近!?
5,843
2021/01/17 22:07

ゆうくんに手を引かれ、また烏野の寝室に来た。


ノヤっさん「な、今日は俺と寝ようぜ!」


あなた「研磨くん、申し訳ない…」


ノヤっさん「ケンマ、っていうのが、好きなのか?」


あなた「…へ?」


ひょこっと顔を覗き込んでくるゆうくん。


眉を下げるな、可愛いかよ。


月島「西谷さん顔近いです」


あなた「わっ」


月島くんに後ろから肩に手を置かれ、びびってしまった。


そのまま、うちはまさかの月島くんのお腹にダイブ。





……え、なにコレ。


あなた「………////」


月島「何赤くなってんの」


あなた「赤くないですけど!!!!」


パジャマのフードで慌てて顔を隠す。




赤くなってることなんか、自分でわかってるし…!!


後ろからさらに顔を覗き込んでくる月島くん。


あなた「うわあああっ、ばかばか、ばかです!!」


凄い勢いで彼から離れると、目の前で唖然としているゆうくんの後ろに隠れた。


月島「何で急にバカって言われなきゃいけないの?あと隠れきれてないし」


あなた「まぁ、身長大差ないんで」


ノヤっさん「俺をディスるな!!」


ゆうくんは「ほら、行くぞ!」とうちの手を掴んで、部屋に引き入れた。


月島「…あーあ、取られちゃった」












inノヤの布団


あなた「ゆうくん、やっぱり髪の毛下ろすと印象変わるね」


ノヤっさん「そうか?」


うん、ちっちゃくなった((。


あなた「……」


思わず彼の金髪を触ってしまう。


何でここだけ色素が薄いんだろう……。


ま、可愛いからいいんだけど。


ノヤっさん「おい、やめ…」


あなた「あっ、すみませ…え」


前髪を隠すように両手を頭に置いているゆうくん。


目元を少しだけ赤くしている。


んんんんん可愛いっ!!


さらにいたずらしたくなってしまって、彼の手を頭から外そうとしてみる。


ノヤっさん「やめろやめろっ、俺今日命日かもっ……!!!」


皆が起きないように小声で喋ってるんだろうけど、まだ流石に声がでかい。


じゃれているうちに、どんどん顔が近くなっていく。


月島「……何してんの」


月島くんに布団を取られた時の恥ずかしさと言ったら。


皆まさかの起きてるし、電気つけられるし、挙げ句の果てにうちらの格好。


両手を繋いで、しかもめっちゃ顔近くて。


うちは誤解を解くのに必死だったのに、ゆうくんは赤面したまま俯いていた。


あなた「ねえっ、ゆうくんも手伝ってくださいっ」


菅原「あなたバカなの!?え、付き合ってんの!?」


あなた「違いますっ」


月島「うるさいんだけど…zzz」


澤村「お前ら、今寝ないと明日起きれんぞー」


山口「西谷先輩…ずるい…」


あなた「だそうですよ、ゆうくん。山口くんと一緒に寝てあげてください」


山口「何で変なとこだけ誤解生むんだこの子…」


あなた「んー、でもやっぱ、ゆうくんの寝顔見てみたいので、今日はだめです」


ノヤっさん「そこで笑うのは反則だと思う!!」


あなた「今試合してましたっけ?」


菅原「え、この子本当にバカ?」














澤村先輩と縁下先輩に怒られました。












ーーーーーーーーーーーー

読んでくださりありがとうございました😊

プリ小説オーディオドラマ