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第1話

転校生
第1話 転校生

雄英高校ヒーロー科に転校生がやって来るらしい。
「明日転校生が来る。特別な事情があって同じ年頃の子とほとんど喋ったことがないらしいのでそこら辺は考えてやってくれ。以上」
「転校生!?」
「女かな?女!」
「うわぁ楽しみ~」
「ヒーロー科でも転校生とかあるんだね~」
ヒーロー科は一日中転校生の話題で持ちきりだった。転校生が来るのはA組B組にも話が伝わったようだ。

翌日

「楽しみだね!」
「予鈴まであと5分やな・・・・!」
「5月なのに転校してくんだな」
「転校するにはちょっと早い気がするよなぁ」
「学校があわなかったんじゃない?」
芦戸や、麗日、瀬呂たちが転校生について雑談していた。
「可愛い子が来るといいな」
「俺の色気に酔いしれるぜ!きっと!」
「それはない」
「そもそも女子と決まってないわよ」
上鳴や峰田の下世話な会話もいつも通りである。
耳朗や梅雨ちゃんの冷たいツッコミに二人が食って掛かろうとしたその時、チャイムが鳴った。
「予鈴がなったら席に着け」
相澤の声に生徒達がハッとして席に着いた。しかられるのを首をすくめて待っていたがいつまでたっても雷は落ちない。みんなが恐る恐る上を向くと相澤はドアに向かって一言。
「いいぞ」
入ってきたのは女の子。それも絶世の美少女だ。
「自己紹介できるか?」
相澤が尋ねると、少女は可愛らしく首をかしげた。
少女が何事かを言おうと口を開きかけた瞬間、みんなが挨拶を始めた。
「めっちゃ可愛い~!」
「"個性"教えて!」
「スリーサイズ教えッブフォ」
峰田は即刻梅雨ちゃんにお縄にかけられた。
腰まで伸びた黄金きんの髪にとびきり大きな鬱金うこんの瞳。神々しいまでに真っ白な肌はきめ細かく、なめらかな陶器とうきのよう。顔は彫像のように整っている。まだどこかあどけなさを感じさせる柔らかな頬の線が、かろううじてその美貌びぼうに人間味を与えていた。
「見れば見るほど可愛い!」
「前はどこの高校いたの?」
質問攻めにあい少女がやや困惑したように後退りする。
「分からないことがあったら何でも訊いてね!」
「・・・・・・!」
少女は恥ずかしそうに頬を染めた。
そうしていると幾分か普通の少女のようである。
「・・・・同じ年頃の子と話したことがほとんどないからな」
「そっかぁ」
「よろしくね!」
「勉強分かるー?」
「・・・・・・・・・・星空弥生・・・・・・・よろしく・・・・・・・・」
ごく小さな声だったがA組のみんなはそれで十分だった。
「おう!よろしくな!」
「よろしく!」
「スリーサイッブフォ」
弥生は前を向けかけていた顔をまたうつむかせるのだった。
「席は轟と八百万の間。二人とも生活のいろはを叩き込んでくれ。以上。おいマイク次は現代語だ。出てけ」
「soon!つれないこと言うなよ!異例中の異例、ヒーロー科に転校生!しかも超美少女だって!?会いにいくしかないじゃんかYO!」
「黙れ。消えろ。世の中のゴミめ」
(相澤は弥生に配慮してけがれは出来るだけ教室から遠ざけようとしています。ご了承下さい)
「何だこの字幕」
「お前ら・・・・」
「違いますっ!俺らじゃねぇっす!」
「・・・まぁいい。最後列少々手狭になるが我慢しろ」

キーンコーンカーンコーン

HR終了の鐘が鳴り響く。弥生は一斉にみんなに囲まれた。
「ね、スマホ持ってる?」
「・・・・うん」
「LINE交換しよ!」
「私もよろしいですか?」
「ねぇ弥生って呼んでもいい?」
「うん・・・・」
主に女子で行われる機関銃トークに弥生は困り果てていた。
「・・・・・あの・・・・」
「君の瞳は何よりも美しいね。薔薇ばらより美しい女性を見たのは初めてさ」
「峰田!」
即刻女子による制裁が加えられたが、弥生は瞳に涙をめてうつむいた。
みんなが一斉になぐさめ始めた。
ワァワァとすごい勢いで。
案の定短気な爆豪がぶちギレた。
「ちっ、うるせぇんだよ!」
「   」
弥生の髪が一瞬赤色になったように見えた。
「・・・・・・っ」
「弥生さん・・・・・?」
「弥生ちゃん?」
弥生のおかしな様子にまたざわざわと湧き始めた。
いよいよ大きな瞳涙がこぼれそうになった。
すると、意外な事に爆豪が
「・・・・・・・・・・・・・・わりかったな」
と謝った。
「爆豪が」
「謝った!?」
「明日は空から、くっ!」
「爆弾が・・・・」
「てめぇらブッ飛ばすぞゴルァ!」
机の上で大激怒する爆豪。
「ごめんなさい」
弥生が微苦笑してそう言った。小さな笑いとはいえ、ずっと無表情だっので苦笑でも輝く様な美しさがあった。
「かっ」
「可愛い・・・・っ」
「っ!」
多くの男子が胸を押さえてうずくまった。
「迷惑かけてごめんなさい。もう慣れて来たので大丈夫。・・・・・多分」
「いやいやいやいや誰も迷惑とかしてねぇっす」
「なぁ?みんな?」
「もちろんだぜ!?」
「迷惑なわけないっすよぉ!?」
「・・・・それは良かった・・・・・・・・・・のかな」
そして1日が始まった。
弥生はとても優秀で分からない勉強などなく、分からないのは学校生活の事だけだった。

放課後

「どうだ、慣れたか」
「えぇ。だいぶ」
「・・・・・轟の事なんだが」
「兄にそっくりなんですよ。髪も瞳も。いじってたら面白い色になったとか言って赤と白の髪に黒とアイスブルーの瞳」
「そうか・・・・」

「星空の髪、綺麗な赤だったな」
「綺麗・・・・?」
「あぁ。俺の赤は汚い赤だから」
「轟さんの赤も、綺麗・・・・だと思う」






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こんにちは!どうも、作者です!
読み仮名はどこまでつけたらいいか分からないので適当につけてます。読めなかったらもうちょっと読み仮名つけてほしいって言ってください。できるだけつけます。
実はもうかなり進んでいるので投稿はハイペースでいきます。週イチで多分金曜日に。
ただ、もう進める所まで進めてしまったので漫画の続きが出ないと続きが書けないんです。そこはすみません。
とにかく!つたない文章で恥ずかしいですがボチボチ書いていきます!
それでは来週会いましょう!