ベッドの上。
下着姿で手を頭の上に固定された私は、ソファに座ってこっちを見ている樹に助けを求める。
樹はソファから立ち上がってそんな私にニヤリと笑った。
樹が貰ってきた媚薬を試したいって聞かなくて、
私だけ飲まされてから15分。
身体が熱くて、おかしくなりそう。
頬に触れられただけで、自分でも驚くほど身体が反応した。
わざと私の耳に息をふきかけて、話す樹。
媚薬で敏感になった私はそれだけで感じてしまう。
ニヤリと口角を上げる樹。
何度も角度を変えながら樹は私にキスをした。
それだけで痺れるような快感が全身を襲って、力がぬけていく。
樹が私の頬に触れただけで、叫び声にも似た声が漏れた。
わざと焦らすように私の頬から首にかけてゆっくりと指を滑らせていく樹。
電気が走ったように、触れられた場所から全身へとゾクゾクっと身体が震える。
先端を摘むように触れると、樹は悪戯に笑う。
樹が胸の先端を口に含んだ瞬間、自分でも驚くくらい大きな声が漏れた。
私が声を漏らす度に樹は嬉しそうに笑う。
軽く触れるキスをして少しだけ顔を離すと、私の反応を待った。
私の言葉に樹は噛み付くような激しいキスを何度もした。
キスをしながら身体の下の方へと滑っていく樹の手。
触れられた部分が熱くなって、樹を感じていた。
樹は下着の縁に指を這わせていくと、パンツの中にスルりと入って秘部へと滑り込ませた。
普段なら絶対に恥ずかしくて言えないことも、媚薬によって解き放たれた私の中のエッチな部分が簡単に言葉を放っていく。
私の中へと忍び込んだ樹の2本の指だけで、私の身体はいとも簡単に快楽の海へと落ちていく。
ぐちゅぐちゅと音を立てる秘部。
全身が性感帯のようになった私にはその音さえ感じるアイテムのひとつになる。
私の言葉と裏腹に、出し入れの速度を上げた樹の指の動きに、言葉にならない声を上げた。
耳元でそうささやいて、イイトコを何度も指で私の中をかき乱す。
樹の指を締め付けながら呆気なくイッた私は息を整えるために大きく呼吸した。
だけど、媚薬を飲んだ私の身体は"まだ物足りない"と叫ぶんだ。
片側の口角を上げてニヤリと笑う樹。
いつもの私ならイったばっかりだと"待って"って樹にお願いするのに、今日はさらに快感を求めた。
樹の言葉と共に、下腹部に感じる圧迫感と全身に痺れるような快感。
樹のモノが入ってきたってすぐに分かった。
私の手を拘束していた紐を外すと、私の指に自分の指を絡めながら、何度も腰を打ち付ける。
腰の動きに合わせて、声が漏れる。
中を激しく突かれる度に私の子宮が疼く。
樹に言われた通りにバックの体勢になると、奥まで一気に貫いた。
腰を抑えていた樹の手は、次第に私のおしりを叩き始める。
イク時の合図。
私はその少し痛みを伴う行為にさえ快感を覚えて、私の中で暴れる樹のモノを締め付けた。
最奥を突いた樹は中に欲を吐き出して、私も同時に絶頂を迎えた。
私は1回戦目が終わって私の横に寝転がった樹の上に跨ると、何度もキスを落としながら樹のモノを手で弄る。
ベッド脇のサイドテーブルに残っていた媚薬入りの水を口に含むと、樹に口移しで水を流し込んだ。
この媚薬は男女兼用。
樹にもすぐに効果が現れるはず。
お互いイったばかりのソコを擦り合わせて、樹
に媚薬の効果が出るのを待った。
でも、そんなもの必要なんかなくて、
上に跨っていた私を押し倒して樹が上になると、いつの間にか大きくなった樹のソレを私の秘部に当てる。
そう言って、樹は最奥へ一気に貫いた。
fin.
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春さんリクエスト、
田中樹くん🔞小説でした★
なんとなく"媚薬"ってテーマが
私の中で勝手に思い浮かんでたので、
ちょっとSっ気ある樹くんが
あなたさんと媚薬使ってみましたw
でも最後は媚薬使ったあなたさんのペースに乗せられちゃう樹くんなのでしたw
春さん、お待たせしてごめんなさい🙏
みなさん感想&いいねくれたら嬉しいです♪
お待ちしてます!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!