*優斗目線
俺の好きな子はちょっと変わってる。
思いもしなかったあなたちゃんからの返事。
いや、セフレ多数って噂はあったけど、
まさか本当に言われるとは思わなかった。
あなたちゃんはため息をつくと、俺の首に手を回して顔を近づけた。
慌てて振り払うけど、近くで見るあなたちゃんはやっぱり可愛くて、心臓が高鳴る。
そう言ってあなたちゃんはカバンを持って教室から出ていった。
そんな彼女をただ見つめることしか出来なかったんだ。
-翌日-
人気の無い放課後の校舎。
女の子の声があなたちゃんだってすぐ気づいた。
大体何してるかは予想はつくけど、あなたちゃんの声が嫌がってる気がしてそっと声のする教室を覗く。
中にはやっぱりあなたちゃんが居て、はだけた服のまま男の前で泣いている。
そのあなたちゃんの目の前にいる男の手元に注射器があるのをみて、俺は気づいたら教室に飛び込んでたんだ。
まるで映画の主人公みたいにあなたちゃんに自分の上着をかけて、手を取って歩き出す。
あなたちゃんも黙って俺に着いてきた。
注射器の中はきっと覚せい剤で、男は俺の嘘にまんまと騙されて、慌てて出ていった。
あなたちゃんの腕を見て、注射の跡がないことを確認した。
そう言うけど俺の腕を持って離さないあなたちゃん。
気がついたら、俯いたまま小声でそう漏らすあなたちゃんを抱きしめていた。
付き合ってない人とそんなことするのは好きじゃないけど、俺の口は勝手に言葉を呟いていた。
あなたちゃんの手を引いて学校を出ると、1番近くのホテルに向かう。
会話なんて一切なくて、ただ黙ったまま歩いていた。
-ホテル-
ホテルに入ってベッドに腰掛けると再びあなたちゃんに問う。
勢いでここまで来ちゃったけど、やっぱり強引になんて出来なくて様子を伺った。
さっき男が言ってたみたいにきっと媚薬を飲んでるであろうあなたちゃんは、目をうるうるさせて俺を見た。
-そんな姿にもう我慢なんて出来なかった。
あなたちゃんの身体をそっとベッドに倒すと、
彼女は真っ赤な顔で俺を見た。
そう告げると恥ずかしそうな顔で笑うあなたちゃんの唇を奪う。
何度も触れるだけのキスをすると、俺の首に手を回して呟いた。
その言葉を合図に、深くて甘いキスをして、
首や耳にも愛撫をしていく。
耳や首に愛撫をするとあなたちゃんの反応が可愛くて、もっといじめたくなって。
俺ってこんなSっ気あったっけ?って、
自分でも驚いた。
そう言って俺の手を自分の胸元に持っていく。
そっと抱き起こして服を脱がせると、
綺麗な胸が露になった。
俺なんかよりも慣れた様子のあなたちゃん。
あなたちゃんの過去にすら嫉妬して、複雑な気持ちを振り払うように"今"のあなたちゃんを愛した。
俺の名前を呼びながら感じているあなたちゃんに興奮が高まる。
手を伸ばして下着に手を入れる。
膨らみを触るとビクンッと身体を震わせて反応するあなたちゃん。
行為の最中だけど、あなたちゃんから"好き"って言葉を聞けたことが嬉しかった。
頬に手を当ててあなたちゃんを見つめると、
上目遣いで俺を見つめ返してくる。
起き上がって俺の股間に触れると、
それだけで反応したソレを見て君が笑う。
俺の返事なんて待たずにズボンからソレを取り出してあなたちゃんは口に含んだ。
慌ててあなたちゃんを離すと口元を拭いながら悪戯に笑う。
あなたちゃんからの言葉に俺が照れて、
顔に熱を帯びていくのがわかった。
緊張で震える手を隠しながら、素早くゴムを着けた。
あなたちゃんの秘部に自身を当てがって、ゆっくりと埋めていく。
吐息をもらすあなたちゃんを見て、
もっと気持ちよくなって欲しくて奥へと進めていく。
名前を呼ぶと手を伸ばして俺の顔に触れて、甘えた声でキスをねだる。
そんな姿が可愛くて、何度もキスを落とした。
あなたちゃんの反応を見ながら、ゆっくりと腰を動かすスピードを上げていく。
言葉の代わりに何度も頷くあなたちゃん。
ゆっくり引き抜いては最奥まで一気に突いて、何度も何度も奥を刺激した。
あなたちゃんの反応から"イイトコ"を何度も突いて、絶頂へと導く。
あなたちゃんは身体を反らしてイッた。
イク寸前にあなたちゃんから出して、ゴムの中に白濁のモノを吐き出した。
柄にもない言葉を言って、照れくさくなった。
だけど、少しでも愛を感じてくれた気がして嬉しかった。
あなたちゃんの方に向き直して、もう一度告白する。
行為中の"好き"はやっぱり興奮から来る言葉だったのかってガッカリして肩を落とした。
さっきから語彙力が無くなってる俺は同じ言葉を繰り返す。
でも、たしかに今"彼氏なら"って。
あなたちゃんがそう言ったのを聞いた気がする。
目の前のあなたちゃん。いや・・・あなたを抱きしめると、あなたもそっと俺の背中に手を回す。
fin
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かなでʕ•ᴥ•ʔさんリクエスト、
髙橋優斗くんの🔞小説でした★
リクエストから時間かかってごめんなさい💧
リア恋爆モテゆうぴー★
こんなゆうぴーに愛されたい!!って人、
きっと多いはず!!(わたしだけ?w)
このゆうぴーリアコ必至ですw
みなさん感想くれたら嬉しいです♪
お待ちしてます!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。