第93話

君がいる屋上 feat.ラウール🔞
20,211
2020/12/07 10:00
あなた
ハァハァ・・・、

屋上に続く階段を駆け上がって屋上の扉を開くと、いつだってそこには大好きな君がいた。






あなた
ラウっ!
ラウール
ラウール
あれ?あなた?

屋上のベンチに座って空を見上げていたラウは、私に気がつくと、ゆっくりと立ち上がって近づいてくる。
ラウール
ラウール
そんな慌ててどうしたの?
あなた
ラウ、映画出るって本当!?
ラウール
ラウール
うん。今日解禁だったんだね

なんだか困ったように下を向いたラウ。

最近、金髪になったのも、仕事で休みが多くなったのも、全部映画の撮影だったのかって、点と点だった事実が一気に線で繋がった。
あなた
良かったね!
主演、おめでとう!
ラウール
ラウール
あなたは俺が映画出るの嬉しい?
あなた
嬉しいよ!
だって親友が映画の主演だよ!

ラウと私は同じ高校になってからずっと仲が良くて、誰もが認める親友になった。

そんなラウに恋をしたけど、"親友"になってしまった私たちがそれ以上の関係になれるわけがなかったんだ。

ラウール
ラウール
そっか・・・
あなた
公開されたらすぐ観に行くっ!
ラウール
ラウール
・・・それが、恋愛映画だとしても?
あなた
え?
ラウール
ラウール
俺が女優さんとキスシーンしても平気?
あなた
それは・・・

思ってもみない回答に困っている私の顔を覗き込むように、ラウは屈んだ。
ラウール
ラウール
俺ね、あなたのこと好きなんだ
あなた
えっ・・・?///

時が止まった気がした。
ラウが言った言葉がまるで踊り出すように頭の中を駆け回っていくけど、一向に理解が出来ない。
あなた
なに、冗談言っt・・・ッ!!
ラウール
ラウール
冗談でも、映画の役のセリフでもないから

気がついたらラウの腕の中にいて、バクバクと大きく鼓動するラウの心臓の音まで聞こえる。

ラウの言葉は嘘やセリフじゃないってハッキリわかった。

ラウール
ラウール
あなたのこと好きなんだ。
俺と付き合ってくれませんか?
あなた
よろしくお願いします。
ラウール
ラウール
えっ!?本当?
あなた
うんっ!私もラウのこと好き!
ラウール
ラウール
わぁー!すげー嬉しいっ!!

抱きしめる腕にもっと力を入れて、喜ぶラウが可愛くて、私も抱きつく腕に力を入れた。


ラウール
ラウール
ねぇ、キスしていい?
あなた
・・・んっ///
私の返事を待つ前に、ラウの唇が私の唇二重なって、柔らかい感覚が伝わってきた。
あなた
まだいいって言ってない・・・///
ラウール
ラウール
ダメなんて言わせないもん(笑)

そう言ってニコって笑うラウ。
あまりのかっこよさに、想いが通じあったことが嘘なんじゃないかって思った。

ラウール
ラウール
ねぇ、こっち来て?

私の手を取って歩き出すラウ。
屋上に出るドアから視覚になる物陰に移動すると、再び私にキスを落とした。
ラウール
ラウール
続きしてもいい?
あなた
えっ?

また私の返事を聞かずに、私の胸に手を当てると、胸の膨らみを大きな手で包んだ。

優しく触れられるから、気持ちよくて、身体の力が抜けていく。
あなた
ラウ、ちょっと・・・待って///
ラウール
ラウール
我慢できなくなっちゃった
あなた
んっ・・・あぁっ

自分で触れなくても先端が主張しているのが分かる。
恥ずかしいけど、もっとシたいって身体が求めていた。
ラウール
ラウール
ね、このまま続けていい?
あなた
ダメ・・・なんて言えるわけないじゃん///
ラウール
ラウール
あなた、好きだよ

ベンチに私を座らせると、ラウも隣に座って制服の下から手を忍ばせた。

ヒヤリと冷たい感覚が襲うけど、それすらなんだか気持ちいい。
ラウール
ラウール
あなたの胸、柔らかいね
あなた
恥ずかしいから言わないでっ///
ラウール
ラウール
褒めてるのに(笑)

ラウは私の服をまくって、服の中に頭を入れるように私の胸にしゃぶりついた。
あなた
ひゃっ
ラウール
ラウール
あんま大きい声出すとバレちゃうよ?
あなた
だって・・・んっ///
ラウール
ラウール
乳首こんな固くなるんだ
あなた
んっ、ラウ・・・言っちゃダメだって
ラウール
ラウール
こっちも触っていい?

まるで赤ちゃんみたいに私の胸をしゃぶりながら、ラウの右手が私のスカートの中に入っていく。
あなた
ちょっと・・・待ってってば
ラウール
ラウール
待てない

スルスルとスカートの中を進んだ手は、私の下着にたどり着いて、いとも簡単に下着の中へと入っていく。
あなた
んっ、ラウ・・・そこ汚いから・・・
ラウール
ラウール
あなたのここが汚いわけないでしょ

わざと音を立てるようにくちゃくちゃとそこを掻き乱していく。

音を聞いているうちに、耳まで侵されているように熱くなった。
あなた
んあっ・・・ラウ、ダメっ!ンンッ
ラウール
ラウール
ダメなのー?

秘部に触れていた指を抜いて、私に見せるように指についた愛液を舐めとった。
あなた
ちょっと・・・///
ラウール
ラウール
うん、おいし
あなた
もうっ・・・やだっ///

恥ずかしくてラウの胸元に顔を隠した。
ラウール
ラウール
ねぇ、入れてもいい?
あなた
えっ・・・ここで?!
ラウール
ラウール
我慢できない

ガチャガチャと音を鳴らしながらベルトを外すと、ラウはズボンを下ろした。
あなた
ちょっと・・・ラウっ///
ラウール
ラウール
はい、ここ乗って

ベンチにしっかりと座ると、膝をポンポンっと叩いて私を招いた。
あなた
声、我慢できないからダメ
ラウール
ラウール
キスで口塞いであげるから

私はラウに押し負けて、そっと立ち上がると、パンツを脱いでラウの上に跨った。

ゆっくりと腰を落としていくと、クプッと音を立てて私の中にラウの先端が入ってくる。
あなた
んっ・・・///
ラウール
ラウール
すげー繋がるとこ丸見え
あなた
ちょっと///
恥ずかしくてラウの胸を叩くと、ラウは私を包むように大きな腕で抱きしめた。
ラウール
ラウール
ごめん、ごめん!
そのまま下がって"俺の"飲み込んで
あなた
んっ・・・アッ
ラウール
ラウール
あぁ・・・・・・あなたん中、あったかい
あなた
言わないで・・・って、ば・・・
ラウール
ラウール
動かすよ?
あなた
ちょっと待っ・・・んアッ!!
最奥を突くようにラウのソレが私の中を動くと、その衝撃に声が漏れた。

必死にラウに抱きついて声を我慢するけど、腰を動かされる度に大きくなる声。
あなた
ラウ・・・ンッ、ダメっ・・・・・・声でちゃう、
ラウール
ラウール
あなた、こっち向いて

しっかり捕まりながら顔をラウに向けると、優しく口を塞いでくる。

優しくて、温かくて、気持ちいいキス。
あなた
ンッンッンッ・・・ハァハァ、ラウール・・・アンッ
ラウール
ラウール
好きだよ、あなた
あなた
アンッ・・・私も、ラウ・・・好きっ
ラウール
ラウール
嬉しい

そう言って私のおしりをもっと更に腰の動きを大きくしていく。
あなた
ちょっと・・・一回、止まって・・・壊れちゃうっ
ラウール
ラウール
ごめん、無理っ!腰止まんないっ
あなた
ンアッ・・・ダメ、ラウ・・・イッちゃう///
ラウール
ラウール
俺も・・・もう出るっ
あなた
あぁぁぁあっ!!

ラウの上で大きく仰け反ってイッた私。
その締めつけでラウも私から慌てて抜いて白濁の液を吐き出した。
あなた
ハァハァ・・・
ラウール
ラウール
ハァハァ・・・

抱きしめあって息を整える私たち。
今、愛し合っていたことを噛み締めるように、力いっぱい抱きついた。
ラウール
ラウール
こんな所でごめんね
あなた
ううん、大丈夫
ラウール
ラウール
あなた、好きだよ
あなた
私も好き
二人でおでこをつけて笑い合うと、どちらからともなくキスをした。

ラウの肘の上が、ラウのいる屋上が心地よくて、しばらく私たちは愛を囁きながらキスを何度も落としていた。






あなた
そろそろ戻らないと・・・午後の授業始まっちゃう
ラウール
ラウール
もう少しこうしてようよ?
あなた
ダメ!出席日数足りなくなったら困るでしょ
ラウール
ラウール
・・・あっ!
あなた
えっ?なに?

ラウから降りた私を見て、ラウが大きな声を上げた。
ラウール
ラウール
ごめんっ!スカートに付いちゃった
あなた
えっ、うそっ!?
慌てて持ってたティッシュで拭き取るけど、ラウの出した液は乾いてもスカートに白くシミを作った。
あなた
あー、どうしよ。教室戻れないよー
ラウール
ラウール
あなた、これ腰に巻いて
そう言ってラウは来ていたブレザーを脱ぐと、私の腰に巻いた。

ラウのブレザーは私の腰に巻くには十分すぎる大きさで、私のスカートを綺麗に隠した。
ラウール
ラウール
教室戻ろっか?
あなた
ラウ、寒くない?
ラウール
ラウール
大丈夫!

私の手を取って教室まで歩いていく。
もう授業の始まった教室は静かで、私たちが入ると教室中の視線が集まった。
お!2人揃って遅刻か?仲良いな?(笑)
ラウール
ラウール
うっせ(笑)
女子
てか、なんであなたラウールくんのブレザー腰に巻いてんの?
あなた
えっ・・・ちょっとスカート汚しちゃって
ってか、そんなふたりで居たら交際噂されんじゃねーの?大丈夫なのかよ?
ラウール
ラウール
あー、そんときは・・・
あなた
えっ・・・///
ラウール
ラウール
正式に交際発表するから大丈夫

ラウは私を後ろから抱きしめて、舌を出して笑った。












fin
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めい╰(W)╯さんリクエスト、
ラウールくん🔞小説でした★
お待たせしてごめんなさい🙏

シチュエーションおまかせ頂いたので、
同級生の親友の女の子との恋にしてみました💖
高校生の甘酸っぱい感じにしたくて、
彼氏のブレザーを腰に巻くやつ取り入れてみた←

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お待ちしてます!

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