第4話

秘密の関係 feat.永瀬廉 🔞
45,159
2019/04/21 05:13
薄暗い部屋の中、生まれたままの姿で愛し合う二人。

相手が恋人ならいいのに。
私を抱くのは、義弟。
夫に内緒の関係が1年続いている。

永瀬廉
永瀬廉
あなたさん、好き…
あなた
アッ…廉く…ん……
永瀬廉
永瀬廉
廉って呼んで
あなた
れ、ん…ッ……アンッ…
甘いキスを落としながら廉くんは腰の動きを早くして快楽へと溺れる。

肌がぶつかる音が部屋に響いた。
あなた
廉…あ、たし……もうっ…
永瀬廉
永瀬廉
クッ…一緒に、イこ…あなた…


限界になると廉くんは私を呼び捨てにする。

何度か腰を打ち付けてから最奥を突いて、私のお腹に大量の欲望を放った。












あなた
廉くん、コーヒー飲む?
後始末をして、廉くんの大きなシャツを羽織った。
永瀬廉
永瀬廉
ええよ、俺がやる。
キッチンまで追いかけてきた廉くんは、私に後ろから抱きつくようにしてコーヒーを注ぐ。
永瀬廉
永瀬廉
なぁ、今日帰っちゃうん?  
あなた
帰るよ
永瀬廉
永瀬廉
本当に帰っちゃう?
私を廉くんの方に向かせると、子犬のような顔でもう1度問いかける。
あなた
だって、今日"あの人"帰ってくるもん


二人きりのときは決して夫の名前は言わない。
複雑な関係の私たちが決めたルール。

現実を思い出したくないから。

永瀬廉
永瀬廉
でも、友達と遊んでて終電逃したって言えば大丈夫ちゃう?
あなた
ダメよ。迎えに行くって言い出すもん。
廉くんが注いだコーヒーを持って、リビングのソファに移動する。
永瀬廉
永瀬廉
じゃあ、終電まで!
終電まで一緒におって?
あなた
フフッ…どうしたの、今日?
いつもより甘えてくる廉くんが可愛かった。
永瀬廉
永瀬廉
なんか俺だけが好きみたい。
あなた
そんなことないよ?

少し寂しそうな顔でこっちを見た廉に微笑み返すけど、夫がいる私からは"好き"なんて言えなくて。

"好き"って言葉を飲み込んだ。


永瀬廉
永瀬廉
"好き"って言ってくれないんやね
あなた
…え?
永瀬廉
永瀬廉
俺が何回"好き"って言っても、
あなたさんは絶対言わない。
隣に座る私を抱きしめて、廉は言った。
永瀬廉
永瀬廉
今日俺らの1年記念日なんだよ。
あなたさん覚えてる?
あなた
覚えてるよ。私だって廉くんと居れるの嬉しいんだから。
永瀬廉
永瀬廉
じゃあさ、好きって言ってよ。
今日だけでええから。
あなた
でも私には…
一瞬にして私の目の前の景色が変わって、
廉の顔と天井が視界に入り、ソファに押し倒されたことを理解する。
永瀬廉
永瀬廉
兄貴のこと、今だけ忘れてよ。
俺のことだけ思って。
あなた
…廉くん、好きだよ
永瀬廉
永瀬廉
もう1回
あなた
廉、好き
嬉しそうに笑う廉くんの首に腕を回してキスをした。
永瀬廉
永瀬廉
フフッ…しあわせだぁ!!
あなた
きゃっ…ちょっとぉー(笑)
子供みたいに素直に喜んで私を抱きしめる廉くんがたまらなく好き。

永瀬廉
永瀬廉
ね、もう1回シよ?
あなた
優しくしてね?
永瀬廉
永瀬廉
優しく…出来へんかも(笑)
乱暴にシャツを剥ぎ取って私の胸にしゃぶりついた。
あなた
あっ……れ、ん……愛…してる。




溢れ出る感情をぶつけ合って、
これからも私達は秘密の関係を続けていく。



fin


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hinanoさんリクエスト
廉くん小説でした!

設定はおまかせで頂いたので、
「それでも、君が好き。」で純愛書いてるので、
R18×許されない恋的なものをw

いかがでしたでしょうか?
またぜひリクエストしてください!
お待ちしてます!

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