あーんって私にアイスを差し出した彼。
私の彼氏で1つ歳下の高橋海人。
学校帰りに有名なアイス屋さんに来て、
放課後デート中。
カップごと海人に差し出すけど、
海人は何故か頬を膨らませて拗ねた。
親鳥に餌をねだるひな鳥みたいに、海人は口を大きく開けて待つ。
そんな海人に、スプーンですくったアイスを差し出した。
やっと食べた海人は、また店中に響く声で「おいしい」を連呼する。
一斉に店中の視線が私たちに集まって、クスクスと笑い声まで聞こえてくる。
慌ててアイスのカップを持って私の後を着いてくる。
まるで飼い主の後ろを大好きなおもちゃを持って着いて回るわんちゃんみたいだった。
そう言って、片手でアイス、もう片方の手で私の手首を掴んで足早に歩き出す。
海人が入ろうとしたのはいわゆるラブホ。
海人とそういうことはしたことあるけど、
初めてのラブホに足が竦んだ。
そう言って私を連れて中に入った海人は、手際よく部屋を選ぶ。
手慣れてそうな海人の過去にちょっとだけ嫉妬した。
部屋に入るなり、海人は満面の笑みでこちらを見つめて問いかける。
天蓋のついたお姫様ベッドが置かれた可愛い部屋だった。
ソファに座ってアイスを食べ始める。
暑さで少し解けたアイスが口元に垂れているのを見て、指ですくって舐めた。
今度は私が驚く。
だって、さっきまで隣でアイスを食べていた海人が私に抱きついたから。
私をギュッて抱きしめて、ソファから立ち上がった。
海人に手を引かれて天蓋のついたお姫様ベッドに向かう。
初めてのときみたいにドキドキしてた。
アイス味の甘いキスを何度も繰り返しながら器用に制服を脱がすと、私をベッドに寝かせた。
愛を囁きながら胸を愛撫する海人。
慌てて口を抑えるけど、その手はすぐに海人に退かされた。
胸の先端を舐められて声が大きく漏れた。
海人は私の秘部に手を当て、中をぐちゃぐちゃにかき乱す。
さらに手の動きを速めて、私にキスを降り注いで。
海人の愛撫に私は呆気なくイッた。
私を起こすと海人は私をギュッて抱きしめた。
私をベッドにゆっくりと寝かせて、準備万端のソレを私の秘部に当てがった。
ゆっくりと挿し込まれた快感に2人して声が漏れる。
海人はイッたばかりで敏感な私に腰を打ち付ける。
腰を押さえて奥まで突く海人に感じずにはいられなかった。
私がイったのを確認して海人も私のお腹の上に吐き出して果てた。
私の横に寝転んで息を整える海人。
事後、ベッドでいちゃいちゃしていると海人が大声で叫んでソファの方へ向かう。
ソファの前のテーブルに置いてあったアイスのカップを持って、悲しそうな顔でこちらを見る。
弱々しいその表情まで無性に可愛くて、
私も起き上がって布団で身体を隠しながら手を広げた。
私の腕の中にすっぽり収まる海人。
小さい子がママに甘えるみたいに、ギュッて抱きついてくる。
すっかり機嫌が治った海人は私を抱きしめて再びベッドに横になる。
そう言って海人は私を抱きしめて眠りについた。
fin
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ネオンさんリクエスト
高橋海人くんの🔞小説でした♡
海人くんって年上彼女が似合う気がして
いつもこんな感じになってしまうw
可愛い感じの海人くん、いかがでしたか?
みなさん感想くれたら嬉しいです♪
お待ちしてます!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。