竜生が顔を赤くするのは、私が竜生の目の前に向かい合わせで座っているから。
あぐらをかいて座る竜生の足を跨ぐように三角座りで座って、竜生の髪をいじっている私。
モゾモゾと身体を離そうとする竜生。
自己中な発言をするけど、竜生はなんだか嬉しそうにはにかんだ。
ほっぺを両手で挟むと、唇を突き出してぶーって顔でちょっと拗ねてる。
拗ねる竜生を無視して髪をいじる。
軽く髪を巻いて、ワックスを付けて前髪を上げた。
最後に仕上げで髪のバランスを整えながら言う私に、竜生はちょっと怒ったみたいで声を荒らげた。
ムスッとした顔で言うから思わず私がまた「可愛い」って言うと、竜生は私の両手首を掴んで膝の上に置くとニヤリと笑った。
そう言って竜生は私の手を拘束したまま、私にキスをした。
竜生はそのまま私を押し倒して私の顔の横に手をおくと、上から見下ろすように覆い被さってキスをする。
さっきよりも深くて大人なキス。
目を開けたら竜生が私を見つめてて、そんなんもう「かっこいい」以外の何者でもないけど、もっと続けてほしくて「かっこいい」の言葉を飲み込んだ。
顔や首、耳に唇を滑らせて私を愛していく。
竜生はしばらく顔を埋めていた。
そう言ってまた私の首元へ顔を埋めた。
首元を強く吸い上げてキスマークを付けた。
少し痛いくらいのその刺激は、私を官能的にさせる。
分かってる。
アイドルしてるんだからそういうのダメって分かってるけど。
なんだか他に女の子がいるからなのかな?とか、マイナスの想像ばかりが頭をよぎる。
頭の中を読み取られたみたいに考えてたことを否定した竜生は、上半身裸になって、
そう胸元を指さして笑った。
服で隠れる位置に付けさせてくれたキスマークは、明日には消えてしまいそうなくらい薄くした。
そう言ってまた私にキスをして、手を胸の膨らみに這わせた。
徐々に激しくなる手の動きに会わせて、キスも激しく情熱的になっていく。
私のワンピースに手をかけるとするりと脱がせてあっという間に下着姿にした。
ブラジャーを少しだけ上にあげて、ブラジャーから下乳をはみ出させると、そこに舌を這わせた。
ニヤって意地悪な顔で笑うから、それだけで胸がドキンッと大きく鼓動する。
私の胸の膨らみに歯を立てながら、私の身体を横向きにすると、背中のホックを外した。
締め付けが外されて開放的になった胸は、ポロンッと揺れながら下着から飛び出した。
舌で乳首を舐めていう。
ピンッと主張したそれは、少しの刺激でも敏感に反応してしまう。
竜生がチュパチュパと休みなく舌で快感を与え続けるから、声が抑えられなくなっていく。
片方の胸は口で、もう片方は手で愛撫を続けるから、腰は無意識に動く。
自分の指に唾を付けて私の下半身に手を伸ばす。
パンツから入れられた手はすぐに私の穴を見つけると、その中へ入っていった。
すぐにキス出来そうなくらいの距離に顔を近づけて、竜生はわざと子供っぽく笑う。
なのに手は高速で動かして、私の中を激しく掻き回した。
喘ぐことしかできなかったけど、「好き」の言葉に身体が反応した私。
それに嬉しそうに笑った竜生は、そっと私のパンツを脱がせた。
そう言って私に覆い被さる。
だけど、まだソレを入れてくれなくて、ただ秘部に擦り付けるだけ。
想定外の竜生の言葉に驚くと、竜生は意地悪く笑う。
言い終わる前に私の中に入ってきたソレは、もうはち切れそうなほど大きくて私の中を圧迫する。
私の言葉を聞いて腰を奥へと進めると、ゆっくりと出したり奥を突きたりを繰り返す。
奥に挿れたまま私を抱きしめるように覆いかぶさった竜生は、やっぱり可愛くて。
そっと竜生の頭を撫でた。
ぎゅーってしてた体勢から、私の顔の横に手をついて上から見下ろすような体勢へと変わった竜生はわざとふざけた顔で私を見た。
その姿があまりにかっこよすぎて・・・
顔を横に背けたのに、竜生に顔の向きを戻されてまた竜生に見下ろされている状態になった。
腰をゆっくり引いて、私の中からソレを抜いていく。
顔を近づけて笑う竜生は本当にかっこよくて、私は素直にそう言った。
抜きかけていたソレを一気に最奥に貫いた。
何度も何度も奥を突く竜生。
気を抜いてしまったらすぐイッてしまいそうで、必死に竜生の背中に腕を回してしがみついた。
私を見下ろした竜生に見つめられながら何度も突かれて、私はイッた。
竜生もその締めつけで、私の中にすべてを吐き出した。
事後の片付けをした後、竜生は嬉しそうに聞いてくる。
"かっこいい"って言ったのが相当嬉しかったみたいだ。
なんだか急に恥ずかしくなってそういうと、竜生は前髪を止めていたピンを外してニヤリと笑うと、
そう言って、どこか嬉しそうに言った竜生は、また私の胸を弄び始める。
私を見下ろして言うその顔はとてもかっこよかったけど、
私はあえて"かわいい"を主張して、もっと身体で愛される選択をした。
ーだって、かっこいい竜生に愛されていたいから。
fin
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夏 空さんリクエスト、
深田竜生くん🔞小説でした★
彼女にヘアセットされてる竜生くんが
かっこいいって言わせるために襲っちゃうという
シチュエーションにしました♡
この前サマパラでポンパしてたの可愛かったのでw
みなさん感想やいいねくれたら嬉しいです♪
お待ちしてます!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。