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2018/06/05

第5話

01 💚
 「ただいまぁ!」




 お風呂に入ろうと 着替えを持って脱衣所に行こうとしたところ

 少しテンションの高い雅紀くんの声。



 玄関から続く廊下の奥のドアから 少し顔を出して

 「おかえり」と応えると。




 「あなた、ぎゅ」


 「ふふ、なに どしたの」


 「いーから、来て」




 言われるがままに とことこと雅紀くんの元へ行く。


 細長い腕と共にふわりと包まれたのは 雅紀くんの匂いと

 お酒の匂い。




 「なぁんだ、酔っ払ってんのね」


 「着替え持ってっけど⋯⋯お風呂入んの?」




 話が少し噛み合ってないな とぼんやり思う。




 「うん、今から入ろうと思ってた。

 あ、雅紀くん先⋯⋯、っ」




 私の言葉を遮ったのは

 雅紀くんの唇。




 雅紀くんが私に覆いかぶさるような 少し強引な体勢で

 少し強引なキス。




 「ん、! ぁ、まっ⋯」




 お酒の味のそれは 激しく深くなっていくばかりで。


 体勢が崩れて 彼が床に手を付いて私に覆い被さる。


 意識と身体が追いつかなくなる。




 「ん、っ雅紀く⋯⋯」


 「ごめ、俺、」




 言葉を交わすのも勿体無いと言わんばかりに

 少しの間離れた唇は またすぐに重なる。