第3話
03
「智、イきそ⋯⋯」
ふるふると身体を震わせながら 智の腕にしがみつく。
やがて ナカのものを搾り取るように
ぴくぴくと締めて 果てた。
「やべ、お前」
「⋯⋯ん、はぁ、はぁ、」
「こんままヤりてぇ」
「だめだっ、て、」
私の力無い抵抗は 彼の欲に抗えるわけもなく
すでに起ちきったソレを取り出すと
私の入り口にあてがう。
「ふ、んん⋯⋯」
行き来するたびに 智の先端と私の敏感な突起が擦れて
声を抑えるのも もどかしいくらい 気持ちいい。
ただでさえ敏感な私のソコは
その刺激だけで また果ててしまいそうで。
欲しいの、って耳元で囁かれる。
おれと翔ちゃん どっちがいいの、って まだ焦らして弄ぶ。
その 全身が震えるような声に
智がいい、って 絞り出したような声で呟く。
もう立っていられなくなって 智にしがみつくと
そのまま ふわっと腰を持ち上げられ
その反動で ぐい、と一気に奥を突かれた。
「っん、ふ⋯⋯! ぁ、」
「ばぁか、キツいんだって、っ」
「ん、も、ぁ⋯、無理⋯⋯!」