遥川side
『とーまたんっ!!!!』
金「朝から元気そうで」
『今日は!!久しぶりに髪切って、染めるんだよん!!!』
金「はーい。じゃ座って」
みなさん、ここはどこか分かりますか?
美容院ですよ。
今日はね、髪切って、染めます!!
金「何色にする?」
『明るい茶色に所々金のやつ(?)』
金「ようわからんけど、やってみるわ」
『お願い』
そこからしばらく無言になったけど、
とーまたんから話しかけられた。
金「…最近順調なん?仕事は」
『ありがたく忙しい。……けど、
グループの仕事がないんだよね、苦笑』
金「個々の仕事だけなんかー、」
『……今の時代はやっぱりキンプリなんかな…、』
金「…それは違うんとちゃう?
世間や事務所はキンプリを推すかもしれん。
けど、それぞれの良さがあって
1番とかないと思う」
『そう言ってくれる人が一人でもいてくれると
嬉しいな、!』
金「ていうか、懐かしいな。
紫耀と廉笑
大きなって、なぁ〜」
『あんまり知らんけど、
廉は変わった気がする』
金「あなたも頑張ってな」
『…うん、!』
?「とーまっ♡」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。