あなたside



私は、アニメオタク




恋なんて、二次元のイケメンがいるから、まったく関心も無かった






でも、そんなある日、私は






新たな扉を開くことになる_________

















それは、アニメのオタクが集まる、イベントでのこと







「あのすみません、これ落としましたよ？」




『あっ、すみません…』





私が付けていたストラップがいつの間にか落ちてしまっていて、それを拾ってくれた






それが出会いである







その時、私はその男の人に一目惚れをしてしまい、その後、ずっとその人を考えるようになってしまった








『そう言えば、連絡先聞いてなかったな〜…』






その時は、一瞬の出来事だった為、連絡先を聞く余裕も無かったのである
























でも、そんな時…









「すみませーん！！」








私が働いているカフェに、私が一目惚れしたあの時の人が来たのである







『はーい！！』








「えっと、これとこれを…
えっ！？あの時の…」




『そうですそうです！！あの件はありがとうございました』




「いやいや！！俺は、常識の範囲内のことをしたまでです」







すごい優しい方でした



こんな人なら…







『あのっ…』




「はい？」




『もし良かったらなんですけど、連絡先交換…しませんか？』




「もちろん！！良いですよ！」







そんなこんなで、なんと連絡先ゲット！！




そこから、お互い趣味も一緒なので意気投合



毎日のように会話するように











そして、今日は、2人でお出かけすることに



もちろん、あるアニメの聖地巡礼をするという予定で









「俺、こういうの好きで…」




『わかります！！私も、こういうことしてみたくて』








そして、もうお別れの時




ここで言わなければ、もうチャンスは無いかもしれない







『最後に一つだけ…』




「ん？」




『あのっ…こんなに短期間で申し訳ないんですけど、私と付き合って貰えませんか？
ずっと、好きで…、落とし物を拾ってくれた時に、一目惚れして』






















「俺も、あなたさんのこと好きです
なので、俺からもよろしくお願いします！」






これが新たな扉を開いた瞬間でした


















❦ℯꫛᎴ❧