第12話

痩せなきゃダメ？ー R.N ー

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2019/10/20 13:15

嶺亜side



『ただいま〜』




なんて言って、ドアを開けるものの…






いつもならお出迎えしてくれはずの彼女が来ない、、、








『あなた〜？』







そんな風に呼びながら探してると、あなたの部屋から動画の音が











ｶﾞﾁｬ





『あなた〜、なーに見てんの？』




あなた「Jrチャンネル見てんの」






彼女が見てる動画を見てみると、77の質問に答える企画の動画だった







それを見終わると、彼女が開口一番こんなことを言った

















あなた「私って、痩せなきゃダメ？」




『なんでそう思うの？』




あなた「だって嶺亜、女の人は体重管理が1番大事って答えてたじゃん」






そんなこと言いながら、自分のお腹をつまむ彼女。







別に、あなたは太ってないと思うけどな〜




確かに、女性は体重管理は大事だよ？




でも、あなたは痩せなくてもスタイル良いしそのままが良いけど、、、









あなた「何か言ってよ〜、、、」




俺が何も答えなかったからか、頬を膨らまして拗ねるあなた。




その行動１つ１つも可愛いんだけど






『いや〜、あなたは痩せなくてもいいよ！』




あなた「えっ、私太ってるよ？」





どうしたらそうなるんですか、というツッコミは飲み込んで。





『別にあなたなら、太ってても可愛いし、スタイル良いから体重管理は程々で良いよ！』




あなた「えっ、ほんと！？」




『うん！それなりには気をつけてよ？』




あなた「じゃあ、これはいいよね？」




そう言って彼女の手からはチョコが出てきた。



いつもなら、少しだけねって言ってるんだけど





『うん、今日だけ特別ね？』




あなた「やったーーー！！」




『どうせあなたは、食べても太らないしね((ﾎﾞｿｯ』




あなた「なんか言った？」




『ううん！なんでもない！』




あなた「ふ〜ん…」













そんなに気にしてたんだ…




でも、そんな体重に敏感になっちゃうあなたも好きかも、、、

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第13話甘々カップルー T.K ー

٭❀*ぽん٭❀*

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。