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第17話

俺、頑張るからさ ーY.M.ー
2,942
2020/05/24 02:02
あなたside



(正門くんはアイドル設定です)











私の彼氏のよしくんは、ギターをカッコよく弾いて、みんなからリア恋枠なんて言われている








最近は、仕事がたくさんあって同居はしてるけど、全然会えていない






それは、しょうがない事なんだけど、さすがに寂しくもなるわけで…











『そっか…今日も遅いのか…』







今日は、短編ドラマの撮影日





遅くなるって言ってたな〜、なんて…



















なにか、よしくんの温もりを感じたくて、彼の部屋着を持ってきて抱いたりして






















ガチャ






「ただいま〜」




『おかえり!今日、遅くなるんじゃないの?』




「そうやったんだけど、意外と撮影がスムーズに行って早く終わったんよ」









そう言って、ギュッと私を抱きしめてくれるよしくん






その温もりは、彼の部屋着より何倍も何十倍も温かくて、また彼に溺れちゃうわけで
















「俺の部屋着持ってどうしたん?」




『だって、今日遅くなるって言ったじゃん?』




「おん」




『だから、これでよしくんの温もりを感じようって思って…』




「そっか〜…
最近、お互い仕事の関係ですれ違っちゃうこと多かったもんな」




『うん…
しょうがないって思ってるんだけど、やっぱり…』











そう話してると、いきなり涙が出てきて、泣きながら話すことに










『なんかっ…ヒクッ、…寂しくなって…ヒクッ』




「俺も、あなたと会えなくて辛かった…
なんかごめんな〜…」




『ううん!よしくんは謝らなくていいんだよ?
この職業上はこうなるって、私もわかってるから』




「偉いな〜((ポンポン
じゃあ、あなたからご褒美欲しいな?」




『えっ?』




「だって、あなたが居るから頑張れる
俺も、あなたにちゃんとご褒美するから
欲しいな〜?」












いきなり、そんなオネダリをされて悩んだものの、これがいいと思い実行する













『よしくんは、何してもカッコイイから!!((ポンポン


大好きだよ!((ギュッ』




「嬉しいな〜、あなたにそんなこと言って貰えるなんて」























〝俺も、あなたのこと好きやで?




仕事中もずーっと考えるくらい





お互い仕事大変やけど頑張ろうな








_________チュッ 〟
























❦ℯꫛᎴ❧


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