今日から心機一転
新しいクラスでのレッスンが始まる。
、、、眠い。
まぁ寝てもられないんだけど。
あ、定点カメラの設置お願いされてたな。
よし、行くか〜
、
、
これでいいかな?
よし、次は何しようかな、、、
スタッフ「あなたちゃん氷Aクラスに持っていってくれる!?」
あなた「え、あっ、はい!」
スタッフ「アントニーくんがちょっと足怪我しちゃったらしい、」
それは大変だ、
急いで氷を持って行かなくては
、
トントン
あなた「失礼しまーす、氷持ってきました」
中に入るとアントニーくんと
心配そうに見つめる練習生たちと
アントニーの脚を伸ばしてるKENZO先生。
KENZO「お、さんきゅ。アントニー立てる?」
アントニー「はい、」
KENZO「あなた、悪いけどちょっとアントニーお願いしてもいい?」
あなた「あ、はい。」
そう言われたのでとりあえずアントニーを
廊下の椅子に座らせる。
あなた「脚大丈夫、?氷乗せるよ」
アントニー「はい、」
とりあえず少し捻っただけみたいだから
氷を乗せて自分も隣に座る。
アントニー「あのー、自分大丈夫です。お仕事戻っていいですよ?」
と言われる、
でもアントニーくんの顔は全然大丈夫そうじゃない
あなた「んー、疲れたからちょっと仕事サボらさて笑」
アントニー「ふふ、あなたさん悪い人ですね笑」
といってアントニーくんも笑う。
アントニー「、、、結構わい焦ってるんです。周りに追いつかなきゃって思って練習するけど上手くいかないし。足だって怪我しちゃったし、」
だめですね、
なんていって言って力無く笑うアントニーくん。
あなた「大丈夫だよ、私アントニーくんの歌好きだし、何よりスタイルがいい。」
アントニー「、、、」
あなた「もうほんと顔のサイズおかしくない?私と交換しない?」
と割とマジのトーンで聞いてみる。
アントニー「なんですか、それ笑 いやですよ。」
といって笑ってくれる。
アントニー「ほんとあなたさんって面白い。」
あなた「え、馬鹿にされてる?私。」
アントニー「いやしてないですよ!ただみんなが好きになるのもわかるなって」
あなた「は?」
アントニー「いや、なんでもないです、笑」
アントニー「将来あなたさんに彼氏できる時俺に見せにきてくださいね、わいが見極めるんで」
なんでかはよく分からないけど
なんかとりあえずちょっと元気になったみたいだからいっか。
あなた「んー、よくわかんないけど分かったー」
アントニー「いや、その言い方絶対わかってない!笑」
、
といってしばらくアントニーとお話ししてて、
その後スタッフさんに見つかって
私が怒られたのは2人だけの秘密!笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!