第128話

アドバイス?
4,811
2021/07/09 08:11

木村side

全体での撮影が終わり、
グループ別の部屋に行こうと歩く


ほんとにさっきはびっくりした


あなたちゃんがseason1のスタッフを
していたなんて聞いたことなかったし、
あんなに仲良いことも知らなかった


まだまだ知らないことたくさんだな、
なんて考えながら歩いていると


?「柾哉!」

木村「?」

と誰かに名前を呼ばれる、


木村「あ、蓮くん!」

川尻「ふふ、久しぶりやね」

振り返ると昔からの仲間の蓮くんがいた



木村「元気だった?」

川尻「もちろん!柾哉は今大変そうだけど笑」

木村「ふふ、でも今楽しいよ!」

川尻「あひゃ、それは良かった笑」

なんて久しぶりに会い、
合宿の話とか最近のこととかで話が弾む



でも、やはり何よりも


木村「、あなたちゃんと知り合いだったんだね」

と気になっていたことを聞く


川尻「まぁね笑 あれ、なに?嫉妬〜?」

なんて意地悪そうな顔をして言ってくる



木村「いや、知らなかったからびっくりしただけ!笑」

川尻「ほんとかな〜笑」

とニヤニヤしながら聞いてくる


川尻「でもまぁ知らなかったらびっくりよね」

木村「仲良かったの?」

川尻「んー、仲良かったって言うかみんなからあなたちゃん愛されてはいたよね笑」

木村「、そっか」

やっぱりあなたちゃん、
って人を惹きつける何かがあるんだろうなぁ



川尻「でも今もあなたちゃんみんなに好かれてるでしょ、さっき俺らと話してる時のみんなの顔やばかったよ笑」

木村「え、」

まじか、そんなつもりなかったけど
顔に出てたなんて、



川尻「でもなんかあなたちゃん元気なさそうだったけど大丈夫そう?」

木村「、、、」


きっと蓮くんは何かを感じ取ってる

あなたちゃんの元気がないことに



川尻「、、、もしあなたちゃんになんかあったら俺らが取っちゃうからね」

なんて笑顔で言われる


木村「え、それはどうい、、、」

川尻「あ、そーだ!一つだけアドバイスあげる!」

と俺の言葉を遮って話し始める


そして指を突き出し、

川尻「あなたちゃんと離れたくなかったら早くから行動すること!」

木村「?」


話の意図が掴めないでいる俺に
お構いなしに話を続ける


川尻「俺ら、あなたちゃんにスタッフとしてデビュー後も着いて欲しかったんだ、」


川尻「けど俺らの行動が遅くて間に合わなかった」

木村「、、、」

なんて意味ありげに話される


川尻「だからあなたちゃんと離れたくなければ予約しておかないとどっか行っちゃうよ〜」

木村「前なんかあったn」



スタッフ「川尻さんこちらでーす!」

川尻「ふふ、まぁ頑張ってね、応援してる!」

と言って呼ばれた方へと言ってしまう




何の話だったんだろう、?


でも、

何か早く行動をしなきゃ、

それだけは伝わった


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