次はCクラスのお掃除行かなきゃ、
そう思い歩いていると
誰かと目が合う
あれは藤牧さんではないか。
なんならどんどん近づいてきてる気がするよ
藤牧「こんにちは」
あなた「あ、こんにちは」
藤牧「、、、あの、ありがとうございました」
あなた「へ?なんのことですか?」
私も藤牧さんと話すのほぼ初めてだよね?
あれ、私なんかいいことしたっけ、、、?
藤牧「直輝くんから聞きました。あなたさんが心配してたって。」
ああ!あれか!
藤牧くんが死にそうな顔してたから
古瀬さんに頼んだやつか
そういえば藤牧くん
顔が生き返った気がする()
あなた「いや、そんな。私はなにも!とりあえず生き返ったみたいでよかったです(?)」
藤牧「ふふ、生き返ったってそんな俺死んだ魚見たいな顔してました?」
おっと口が滑った
あなた「あ、いや、そんな。いや、とりあえず元気になったみたいでよかったです!」
藤牧「ほんと俺人生で何番目かくらいで気が沈んでたんで助かりました。」
藤牧「またBクラス顔出しに来てください、みんな会いたがってたんで」
あなた「んー、気が向いたら行きますね、笑
練習、頑張ってください!」
、
、
ジー
あなた「?」
そう言って藤牧くんとバイバイしたけど
なんか視線を感じる気がする。
んー、まあ気のせいか!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。