丸林side
色んな人にあなたさんがJO1との繋がりを
求めてこの仕事を始めたって話をすると
全員ではなくてもかなり信じてくれた
それで思いついたの、
今日、JO1がこの合宿所にサプライズで来る
でも朝のミーティングにあなたさんの姿はなく
このことをきっと知らない、
なら、上手くJO1のいるスタジオにあなたさんを呼び、
私が適当なことを言えばきっと
あなたさんの信頼を無くせるんじゃないか
だって先に"あなたさん、JO1ですよ"
なんて言って本当にいたら
ファンじゃないあなたさんでも驚くはず
そしたらあなたさんの反論の余地は無くなるでしょ、
、
だから、私は水を配るようスタッフさんに
頼まれたけれど、
水をわざと隠し本数を足りなくし、
丸林「あなたさんなら水の在庫を持ってきてくれるはずです」
とスタッフさんに言った
よし、これで準備は万端
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。