無事、その後クラス分けパフォーマンスも終わり、この後テーマ曲が発表される。
スタッフ「あなたちゃん、次の休憩で練習生に水配ってもらって良い?」
あなた「え、あ、、はい。」
正直あんまり練習生と関わりたくないけどな
なんて思いつつ
まぁでも感染症のせいでスタッフの人数も極力少ない人数に制限されてるから仕方ないかと考える
それにバイトの分際で断るほど勇気はないよね!
私真面目だし()
あなた「水重すぎ、」
分けて運ぶとはいえ60本のペットボトルはおかしい。
絶対おかしい。
どんどん流れ作業のように配っていると、
?「おねーさん、かわいいっすね」
あなた「、、、は?」
西「おれ、西洸人っていいます!よろしくお願いします!」
あなた「あ、はい。お願いします。」
西「ははっ!お姉さん塩っすね、おもろいっす!」
誰かこいつを止めてくれ。
なんだ新手のナンパか?あ?
西「お姉さんそんな嫌な顔しないでくださいよ、名前なんて言うんすか?」
ごめん、すごいひどい顔してるのは自分でも自覚はある。
けど許して、こいつなんなん?
名前言うべき?偽名でも使う?
、、、いや無理か。
あなた「あなたです。まだ作業あるのでは。」
西「あなたちゃん、じゃーね!」
ヤベェ奴に絡まれたなおい。
さっさと渡して帰ろ。
あ、一位の人さっきの人じゃん。
木村「あなたさんって言うんですね、お水ありがとうございます!」
あなた「あれ、名前、、、?」
木村「すみません、ひろとの声デカかったから。」
4位で真後ろに座ってる西さんの方を勢いよく振り返り睨みつける。
西「☺️👋」
なんでこっちみて手振ってんだばかやろう!
名前流出だ!うったえる!
木村「あはは、ひろとともう仲良いんですね
(にこ)」
あなた・西「仲良くないです!!/でしょ!」
くわー!なんだ西洸人!?
この人はだめだ、関わっちゃいけない!
あなた「仲良くないです、失礼します☺️」
とりあえず退散!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。