第3話

はじめてのふたり外食
92
2026/08/09 04:00 更新
休日。もってぃーは朝から仕事。

今日は、あなたと玲於、ふたりで過ごす一日だった。


朝から玲於はご機嫌。
おもちゃで遊んだり、よちよち歩きで家中を
探検したり。あなたは、その姿を見ながらふと思った。
あなた
……今日なら、行けるかも。
玲於を見る。
玲於
まー。
あなた
玲於、お外でご飯食べてみる?
玲於
た!
あなた
よし!決まり!
人生初。玲於を連れて、ふたりだけで外食へ。少しだけ
緊張しながら車に乗る。



向かった先は。びっくりドンキー。店員さんに
案内され、ベビーチェアも用意してもらったが…。
あなた
玲於、椅子座る?
玲於は首をぶんぶん。
玲於
や!
あなた
え、やなの?
両手を伸ばしてくる。
玲於
ままぁ!
あなた
はいはい!
結局。あなたの膝の上へ。
あなた
今日は、特別ね。
玲於
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
注文。玲於はお子様メニュー。あなたは目玉焼き
ハンバーグ。料理を待っている間も。玲於は店内を
キョロキョロ。
玲於
おぉ~。
あなた
人がいっぱいだね。
玲於
あ!
あなた
あれは店員さん。
玲於
⸜( *´꒳`*)⸝
あなた
可愛い
数分後。料理が運ばれてきた。
あなた
わぁ!来た!
玲於
わー!
ジュージューと音を立てるハンバーグ。玲於は
目をまん丸。
玲於
おぉー
あなた
熱いから待ってね。
玲於のお子様メニューも冷ましていく。ハンバーグを
小さく切る。
あなた
はい。あーん
玲於
(´□`*)アーン
ぱくっ。もぐもぐ。もぐもぐ。
玲於
(*´ч`*)
あなた
おいしい?
玲於
うん!
あなた
よかった~
あなたも自分のハンバーグをひと口。
あなた
ん〜!おいしい!
玲於はじっと見ていた。
玲於
あ!
あなた
待ってね。
また玲於へ。
あなた
はい。あーん。
玲於
(´□`*)アーン
ぱくっ。もぐもぐ。

交互に食べる。あなたがひと口。玲於がひと口。
あなた
いい子だね~
玲於
(*>ᴗ<*)
膝の上でも暴れることなく、おとなしく座っている。
それだけでも驚きだった。

次はポテト。
あなた
ポテト食べる?
玲於
た!
一本渡す。玲於は両手で持つ。慎重に。ぱくっ。
玲於
ん!
あなた
どう?
玲於
(*´ч`*)
あなた
おいしいね~
ポテトを一生懸命食べる姿が可愛すぎる。ほっぺを
いっぱい動かして。小さなお口でもぐもぐ。
あなた
そんなに美味しい?
玲於
(*´ч`*)ウマウマ
続いてコーン。
あなた
コーンも食べる?
スプーンですくう。
玲於
(´□`*)アーン
ぱくっ。一粒も残さず食べる。
あなた
すごい!
玲於
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
あなた
はい。
玲於
(´□`*)アーン
もぐもぐ。
あなた
可愛い……
思わず笑ってしまう。

玲於は終始にこにこ。嫌がることも。泣くことも。
ぐずることもない。
あなた
玲於、本当にいい子だね。
玲於
ままぁ。
あなた
なに?
玲於はあなたをぎゅっと抱きしめる。
あなた
もう…可愛い。
頭をなでる。玲於が食べ終わる。
あなた
ごちそうさま?
玲於
た!
手を合わせる。


玲於はもう食べ終わった。普通なら飽きてしまう時間。
でも。あなたが食べ終わるまで。玲於は膝の上で
大人しく待っていた。店内を眺めたり。あなたを
見たり。時々笑ったり。
あなた
待っててくれてありがとう。
玲於
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
あなた
もう少しで終わるからね。
玲於
( .ˬ.)"
あなたは急ぎすぎず、それでも少し早めに食べる。

食べ終わった。
あなた
ふぅ。ごちそうさま。
玲於は拍手。
あなた
拍手してくれるの?
思わず笑う。
あなた
ありがとう。
会計を済ませる。帰る準備。
あなた
玲於、帰ろっか。
玲於
か!
抱っこすると。玲於はあなたの肩にもたれて安心した
ように笑う。


車の中。チャイルドシートへ。
あなた
今日はどうだった?
玲於
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
あなた
楽しかった?
玲於
うん!
あなた
また行こうね。
玲於
ままぁ。
あなた
ん?
玲於
だい!
まだ言葉は少ない。でも。「だい(だいすき)」と
言っているように聞こえた。あなたは思わず笑顔に
なる。
あなた
ままも玲於が大好き。
玲於は満足そうににこっと笑った。

家に帰ると。もってぃーからメッセージ。
基俊介
📱  外食どうだった?
あなたはすぐ返信する。
あなた
📱  めっちゃいい子だった!泣かなかった
し、おとなしく食べてくれたし、最後
まで笑顔😊
基俊介
📱  えっ!すごいじゃん!
あなた
📱  ポテト食べてる姿が可愛すぎて、
ずっと見てられた😂
基俊介
📱  今度は家族3人で行こう😊
あなた
📱  うん!絶対行こう!
スマホを閉じる。隣では遊び疲れた玲於が、眠そうに
あくびをしていた。
玲於
(  ¯꒳​¯ )ᐝ
あなた
今日はいっぱい頑張ったね。
優しく抱き上げる。
玲於
ままぁ……
あなた
お疲れ様。
あなたは玲於のおでこにそっとキスをした。初めての
ふたりきりの外食。心配していた時間は、一度も
訪れなかった。玲於のにこにこ笑顔と、一生懸命ご飯を
食べる姿。そして、おとなしく待っていてくれた
優しさ。そのすべてが嬉しくて、あなたは心の中で
そっと思う。
あなた
また玲於と、ふたりでご飯食べに行こう。
そんな幸せな一日になった。

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