第2話

賭け
1,546
2021/09/02 10:00
一方出久は、一緒に犯罪者にされたロディ・ソウルとバス停から離れた馬小屋のような廃屋で休憩を取っていた。






緑谷 「轟くんにあなたちゃん、暗号分かってくれるかな…。それにこのケースの秘密も…。」




今は信頼できる仲間に託すしかなかった。





ロディ 「…俺、もう寝るわ。」


緑谷 「あ、うん!おやすみ!!」





そう言ってロディは出久に背を向け横になる。



ケースの上にいるピノは、地図を凝視している出久をチラリと見ていた。




𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄

あなたside



すっかり日は暮れ、昼間より肌寒くなってきた。



私はマフラーをカバンから出し、首に巻く。





あれからデクくんと連絡をしているけど、全く返信が帰ってこない。


位置情報を知られないようにバッテリーを抜いているのだろう。




あなた 「連絡取れないとどこに居るか分かんないだよなぁ‥。」




多分まだクレイドには入れていないはず。


国境付近は絶対に警備がされているだろうから。




そう考えた私は、オセオンの国境付近の地方に来た。



この考えがデクくんと同じだったら良いんだけど…。










すると上空から、プロペラの音が聴こえた。



上を見るとヘリコプターが北西の方向に向かっていた。






もしかしたら…………………………













あなた 「……賭けてみるか。」







私は、ヘリコプターを追いかけた。




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