暗闇にも目が慣れて来て視界がちょっとは見えやすくなった
俺にずっとしがみついてるあなたの顔も見れる
目をぎゅっとつぶっててがちでかわいい
なんやろ子供…みたいw
壱馬に抱きしめられてずっと頭をぽんぽんしてくれてる
こんなに安心するのも多分壱馬だから、
なんだろう…お兄ちゃんみたいw
壱馬が指指す先には
観覧車…俺、かなりベタやなw
だって行く時の電車で見ちゃったんやもん
「ここの観覧車の頂上でキスをしたカップルは永遠に結ばれます」
んなわけあるかよ…w
とか笑ったはずやのに、頭からこびりついて離れてくれへんわけ
いつから俺もこんなこと信じるようになったんやろ
ほんまあなたの力恐ろしいわw
ガチャン
ゆっくり動き出す観覧車
狭い空間に私と壱馬だけの時間が流れる
さっきまでいた子連れの家族も
風船を配ってるお兄さんも
着ぐるみのうさぎさんも
誰もいない
2人だけ
おれおさんの小説お気に入りにしてくださっ方が増えました!
嬉しかったので今日はいつもより更新速度早めですw
また増えていたらまた早くなる…😂💬💬
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。