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第11話

11.
364
2020/05/07 10:38
女1
女1
久しぶりに会ったと思ったら…。
女2
女2
あれ、フィッシャーズのシルクよね?
あなた

っ…え?

女1
女1
いや、なんでお前と歩いてんの?
女2
女2
釣り合わねーんだよ。
そう言って、
人影の無いところに連れていかれるあなた。
あなた

ちょっ…やめっ…!

女2
女2
はぁ?止めてですって?
女1
女1
なにいってんだか。こいつは。
シルクはお前のじゃないの。
女1
女1
さっさと消えてくれる?
ドカッ
そう言ってお腹を蹴られる。
あなた

うっ…あっ…。

過去の記憶が、蘇ってくる。
高校卒業して、
やっと解放されたと思ったのに。
あなた

(こわいっっ…!)

女2
女2
シルクと別れないなら殺すけど?
そう言ってドカドカと蹴られる。
女1
女1
なんで返事もしないわけ?
あなた

し、シルクとは…

あなた

別れない…から!

女1
女1
はぁ?ムカつくんだけど。
女2
女2
いい加減にしろよっ!
ボコんっ
あなた

ふ…あ…っっ。

頬を強く殴られる。
ガツン。
あなた

い…っ………。

地面に強く頭を打ち付け、血が垂れる。
あなた

(なんで…こんなことするの…っ…)

あなた

し…る…くっ…。。。



















そこで私は、意識を手放した。
女1
女1
はぁ。私たちは悪くないからね。
女2
女2
そこにずっといな?笑笑笑笑
_________________________________
シルクside
トイレから戻り、周りを見渡してもあなたがいない。
シルク
シルク
どこ行ったんだ…?
当たりを見回していると…
あなた

し、シルクとは…

あなた

別れない…から!

シルク
シルク
は?
シルク
シルク
あなたの声?
声がした方に駆け寄る
そこには




























頭から血を流して気を失っているあなたがいた。

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