第21話

小瀧side
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2018/03/19 10:46
重岡
いややぁ~!!助けてー流星!!
しげがさっきから逃げ回って流星に抱き着いてる。

何から逃げてるかというと、


神ちゃん。

神山
逃げるなって!!これしげにぜっっっったい似合うんやって!!
重岡
いややぁ!俺、そういう服着たないねんって!!流星助けてー!神ちゃんに改造されるー!!

はぁ・・何分こうしてるつもりなんやろ・・(笑)


神ちゃんがしげに着せたがってる服は、どう見ても神ちゃんには似合うけど、しげには絶対に似合わへん柄の服。
流星
なぁ、何か言うたってよ・・暑苦しいねんけど
しげに抱き着かれて困ってる流星が、僕を見た。

よっしゃ!ここははっきり言うたろうやないか!
小瀧
神ちゃん!
僕が呼ぶと、神ちゃんは「ん?」と動きを止めた。
小瀧
はっきり言うたる!その服な、神ちゃんにはめっちゃ似合うねん!でもな、しげにはな、まっっっったく!似合わへんねん!!頭おかしい奴になるから!!やからそれはやめとき!
僕が言うと、神ちゃんが「そうかなぁ、ま、そうかもな?」と諦めてくれた。

のはええんやけど・・
重岡
小瀧・・・そんな大声でさ、はっきりいわんでえんとちゃう・・?
あ、言わんでええことまで言っちゃったみたい。
重岡
俺やって!俺やって最近おしゃれになってきてんで!!
流星
えー・・あの私服でよおそんなこと言えるな・・
重岡
ひっど!!
流星
やってさ、しげ、服の名前とか分からへんやろ。

しげと流星がやりあってる途中で、神ちゃんがすーっと入ってきて、袋を見せた。
神山
買っちゃった♪自分用!
重岡
なに勝手に買い物してんねん!
神山
なんや、最年長の重岡大毅に許可いるんか!
流星
てか、それしげに似合うんとちゃうかったん?
神山
ああ、もうええの。望が目覚ましてくれた
重岡
みんなしてひどいわー!!


大声で笑いながら、次は流星の買い物。



その途中でお揃いに出来そうなキーホルダー見つけてんけど、色がいいのがなくてやめた。

どうせなら、自分の好きな色っていうよりも、メンバーカラーがええもんな。


流星
もうこのさい、お揃いのノートにするか?


文具コーナーでノート片手に言う流星に、3人同時に「せぇへん」。

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