第52話

ⅩⅠ
4,435
2020/07/28 03:00
闇華YOU
闇華YOU
ん…朝…?
起き上がって周りを見渡す
…いや、夜だな
一体なんで?
見たらわかる
ここは蝶屋敷だ
闇華YOU
闇華YOU
…変なの
体は依然重いまま
もうしばらく休もうと思ってベッドに体を埋める










…まあ寝れないよね
しばらくごろごろしていると、夜明けが近くなった
…なんで今度は眠いのさ
まあこの調子なら少ししたら任務にもいけるかな
しのぶさんに声をかけるのはあとにしようと、再び深い眠りに落ちた
*****
竈門炭治郎
竈門炭治郎
あなた~?
炭治郎がベッドに近付く
あなたはずっと眠ったまま
竈門炭治郎
竈門炭治郎
…?
横の机に目をやる
先日持ってきていたあなたお気に入りの本に
栞が挟まっていた・・・・・・・・
竈門炭治郎
竈門炭治郎
!!
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(起きたのか?じゃあなんで今は寝てるんだ)
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(丁度寝たとか…)
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(それならしのぶさんが声をかけるはずだ)
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(誰かが読んだ?)
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(人の本を?)
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(分からない)
ぶつぶつと考えていると、しのぶさんが入ってきた
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あら竈門君。どうしました?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
しのぶさん!実は─────。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そうですか…
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
ですが、少なくとも昼間は起きていところを見ていませんね
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
夜の見回りの時、様子を見に来ましょうか
竈門炭治郎
竈門炭治郎
お願いします
あなた

起きているのなら
返事をして

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