第24話

Ψ
5,696
2020/07/08 03:00
闇華YOU
闇華YOU
ハア,ハア,ハア…
鬼を半分くらい倒した。
A組は無事か…?
そう思って振り向いた私が見たのは
黒い影に落ちていく生徒の姿
は?何あれ


…止めるか…?
いや、もう間に合わない
ならせめて鬼を
闇華YOU
闇華YOU
…ああもう!
1人でもいいから早く誰か来てよ!
半逆切れ状態で私は悪態をついた
すると、めちゃくちゃグッドタイミングで
竈門炭治郎
竈門炭治郎
…ハアッ
竈門炭治郎
竈門炭治郎
あなた!!
炭治郎が来た
闇華YOU
闇華YOU
…テレパシー?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
は?
私の呟きの理由が、炭治郎に知られることはない
ま、来てくれたならいいや
闇華YOU
闇華YOU
炭治郎!
闇華YOU
闇華YOU
この鬼頼んだ!
竈門炭治郎
竈門炭治郎
了解!
炭治郎と私の場所が入れ替わる
そのまま私は、奥の方へ走っていった
あの人たちに何が起きたのかは知らないが
敵の中に彼らを固定することは難しい
なら、ワープさせるのが妥当だろう
そして、ワープさせるならそれは外ではない
私が敵だったら、通報されたら面倒くさいし
この中で散らばらせるはずだ
その考えはあっていたみたいで
あちこちで個性を行使する音が聞こえるようになった
そして、生徒の人数は…19人
1人、足りない
闇華YOU
闇華YOU
…なんで?
死んだか?
違う、動いてるんだ
とんでもなく爆走して
おもしろいじゃん
死ぬなよ、全員
しっかり護衛してあげる

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