この時俺は現実を知った
イザベラ ただいま
ノーマン おかえり!レイどうしたの?
レイ ……別に
いつものようにそっぽを向いて2階に上がってしまった
でもいつもとは違う顔だった
まるで悲しそうな
次の日……
エマ レーーイー!
レイ 今着替え中だ!離れろ!
ノーマン レイの体最近筋肉がついてきたね
レイ なんかその言い方ムカつくんだが
ノーマン あはは。僕まだ全く筋肉ついてないんだよね……
※やっぱり9歳にします!
ノーマン 僕も大人になったら筋肉つくかな?
ーーーーー大人になったらーーーーー
エマ 私大人になったらママみたいなお母さんになるんだ!!
ーーーーーママみたいなお母さんーーーーー
レイ ……
俺はいつもならうんうんと聞いていたが昨日現実を知ってしまったから俺達は大人まで生きれないのは知ってる
もちろん自分も
ノーマン レイ?
エマ どうしたの?
レイ いやなんでもない
はっと思いそういつもの口癖を答える
ああ……いつまで平和な会話ができるんだろうか
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。