第4話

藤襲山にて_____


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美月
美月
ようやく着いたね。
星律
星律
そうだね。
……そういえば雪兎は?
雪兎
雪兎
はあっはあっはあっ……
あ、居たわ←
雪兎
雪兎
ッ…し、師匠……置いていかないでください…。
美月
美月
あ、ごめん。
星律
星律
やっと来たか…
雪兎
雪兎
「やっと」ってねぇ……二人とも全速力で走って行くんだもん…仕方ないじゃんか。
雪兎
雪兎
それに星律の場合師匠の肩に乗ってただけだろ((ボソッ…
星律
星律
なにか言ったかな?(黒笑)
雪兎
雪兎
ナンデモナイデスキニシナイデ
僕の狐くんは笑顔だけで人を殺せそうだね←
それより此処……
美月
美月
本当に最終選別をする所なんだね…
雪兎
雪兎
そうですが…どうしてそんな事を?
美月
美月
いや、てっきりもっと血の匂いや鬼の気配がガンガンする所だと思ってたのに、あまりにも綺麗だったから驚いて…
雪兎
雪兎
うちの師匠はなんつー想像してるんだ
星律
星律
あ~なんとなく分かる。
雪兎
雪兎
いや分かるんかい
輝利哉
皆さま、今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。
あ、始まった。
輝利哉
この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり、外に出ることは出来ません。
かなた
山の麓から中腹にかけて、鬼共の嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます。
輝利哉
しかし、ここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります。
輝利哉
この中で七日間生き抜く。
七日間……ね。
かなた
それが最終選別の合格条件でございます。
二人
では、
________行ってらっしゃいませ。