第3話

美月
美月
_____ッ!!!
美月
美月
な、なんだ夢か…………
それにしては
美月
美月
妙に現実的だったなぁ……
まだ術の感覚とか残ってるし…
星律
星律
……美月みつき
美月
美月
あ、星律せつ
あちゃ~…泣きそうな顔してる……
美月
美月
…心配かけてゴメンな
「おいで」と言うとゆっくり静かに来た星律。
そして膝の上に乗って口を開いた。
星律
星律
美月……なんの夢見てたの?
美月
美月
ん〜…何かよくわかんない夢。
星律
星律
よくわかんない夢?
美月
美月
うん。なんか誰かに追いかけられてて、氷華乱舞ひょうからんぶを使ったりしながら逃げる夢だった。
星律
星律
……そうなんだ
星律
星律
…で、誰に追いかけられてたの?
美月
美月
わかんない。凄い殺気立っていたのは覚えてるんだけど…みんな顔が塗り潰されてるかのように見えなくて…。
美月
美月
それで…
スパァンッ
雪兎
雪兎
師匠!!
美月
美月
……雪兎ゆきと?襖はそんな乱暴に開けるもんじゃないよ??
雪兎
雪兎
す、すみません…
美月
美月
で?どうした?
雪兎
雪兎
『どうした?』ってねぇ……そろそろ最終選別に行く時間ですよ?
美月
美月
あ、もうそんな時間?
雪兎
雪兎
あのですねぇ……ってこうしてる場合ではないんですって!遅れますよ!!
美月
美月
はいはい。分かったよ。
雪兎
雪兎
……それ本当に分かってるんですか?
美月
美月
よし……行くか
雪兎
雪兎
え、無視?←
美月
美月
星律、行くよ〜
星律
星律
今行く!
雪兎
雪兎
え、待ってくんないの?
美月
美月
ほら、雪兎行くよ!
雪兎
雪兎
あ、はい