第5話

Story5
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2022/07/04 09:58
you side


ミニョンが選んだ服はどれもミニ丈だったり、背中が開いていたら、露出度が高い
あなた

これを私が着るの?

ミニョン
ミニョン
そうだよ?
あなた

こんなの外を歩けないよ

ミニョン
ミニョン
外を歩くこと、ほとんどないでしょ

それに似合うからいいじゃん
あなた

そうだけど…

ミニョン
ミニョン
そうだ、お取り置きしてたのがあるからそれ試着してきて
あなた

わかった

試着室に入り、店員さんに渡された服を見る

それは白いミニ丈のワンピースだった
あなた

どうかな?

ミニョン
ミニョン
うん、いいね

ウェディングドレスみたいで
あなた

結婚って…

はやいよ

ミニョン
ミニョン
早くないよ

いい加減、仕事もやめて家庭に入ってほしい

僕とあなたとの子なら絶対かわいいし
あなた

仕事はやめない

ミニョン
ミニョン
この話は店出てからにしよう

ひとまず会計済んでるからそのままでいい

車に乗って
そういうとミニョンは私の腕を引っ張り、車に押し込める

トランクに買った服や着ていた服を乗せた

ミニョンは車を走らせる
あなた

ねえ、さっきの話の続きだけど

仮に結婚したとしても仕事はやめない

ミニョン
ミニョン
何言ってるの?

仕事はやめてほしいよ

僕の籍に入って僕のものになるなら、他の男性と一緒に仕事なんか許さない
あなた

そんなに私のこと信用できないの?

ミニョン
ミニョン
そんなことはない

ただ君の目に他の男が映るのが我慢ならないんだ
車が交差点で止まる
あなた

そう

私はミニョンのことが好きだった

けど今のミニョンは一緒にいたくない

ごめんなさい、さようなら

私はバッグを持って車から降りる

街中の交差点だからミニョンは意地でも追いかけることができない

私はタクシーを拾ってマンションに帰る

しかし、ミニョンがいそうで怖くて、私は彼に連絡した







キノ side

宿舎に戻り、部屋で横になっていると電話が鳴る
キノ
キノ
📞もしもし?
あなた

📞助けて…

キノ
キノ
📞どうしたの?

いまどこ?
あなた

📞タクシーで街中グルグルしてる

キノ
キノ
📞とりあえず宿舎に来れる?
あなた

📞行っても大丈夫なの?

キノ
キノ
📞とりあえずきて

みんなには後から説明する
あなた

📞わかった

ひとまずカトクにメッセージを送る

とりあえず部屋にアロマキャンドルを焚き、匂いを消す

するとインターホンが鳴る

招き入れると白いミニ丈のワンピースを身に纏ったあなたが僕を強く抱きしめた

抱きしめ返すとバットタイミングで後ろから声をかけられる

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