第6話

6話
1,184
2019/08/03 10:33
ザワついた教室 

クラス視線が痛い。





クラスだけでは無い

ほかのクラスでも知ってる

人がほとんどだった。
モブ3
モブ3
あいつモブ1のキーホルダー
盗んだらしいよ
モブ4
モブ4
嘘だろ、マジで?!
あの子無口で大人しそうなのに!
そんなことするなんてな‪w
私を指さしながら 

そんな話ばかりだ。


人間というものは
なぜだか、1つの情報や
1つの観点に頼りやすい。

だからこんな風に
誰も知らない被害者が出る。

また事実とされていたものが
ひっくり返ったところで
心配している人の半数が

偽善者だ。

本当に心配してくれる人
はほんのひと握りだ。



本当に馬鹿みたいだけど


それが私達人間だ。




足に力を入れて地面を勢いよく蹴った。

そして素早く席に座ると



本を読んだ。

本を読んでいると1人になれる。

その時間が私にとっての唯一の癒し。







コレが3年間続くのかなぁ?
you
you
(ダッル)
モブ  1
モブ 1
ねぇねぇ今日私日直だから

空き教室からプリント持ってきて。
you
you
分…か……った…(ボソッ)
モブ1は、私の「分かった」を聞いて

友達の方にニヤニヤしながら

戻って行った。













空き教室に着くと

体育祭の赤のスローガン「赤が絶対優勝」

の旗が黒く塗りつぶしてあった。
you
you
何コレ酷い。
確かこれ作ってるのって応援団だよね…

さとみさん応援団じゃなかったけ?

知らせに…

でも噂聞いて私となんか喋りたくないかも…






ガラガラっ



誰かが入ってきた。














るぅと
るぅと
なんですか?これ!











僕達が一生懸命作ったやつなのに!
ジェル
ジェル
もしかして君?
これやったの?
you
you
えっ…違…う…
るぅと
るぅと
って、昨日のあなたさん
じゃないですか?
you
you
(あっ昨日るぅとさん)
ジェル
ジェル
えっ!?あなたって
キーホルダー盗んだって噂になってr…
(モゴッ)
誰かがジェルさんの口を塞いだ。


















えっ?さとみ?
さとみ
さとみ
はい、何も知らない人は
黙ろろうか?

で、あなたちょっといいかな?
話したいことがあるんだけど。
you
you
は…ぃ…

(さとみだっ!でも何話すんだろ…
昨日全部私が自分でやったんだって
言っちゃたし…(本当は嘘だけど…)
怖いなぁ。)
           ~空き教室~




空き教室ではるぅとさんと、
私とさとみの3人になった。




何を言われるかビクビクしている私に
さとみは、優しい口調でこう言った。
さとみ
さとみ
ねぇ?あなた、
本当はキーホルダーも
あのスローガンの旗も
何もやってないんじゃないの?

俺から見てあなたは
そんな事やるような
人じゃないと思うんだ。
るぅと
るぅと
僕もそう思います。 
それに、モブ1や2
の会話を聞いたんです!

モブ1があなたを
ドロボーに仕向けるために
バックに入れたって!!
なんでこの2人は信じてくれるんだろう。

もしモブ1、2の会話を聞いてたとしても

周りの皆がそれを信じてくれる

わけがないのに…

私を助けたところでさとみや、るぅとさん

の利益には、ならないのにっ!




どうして私を信じようと思ったんだろうか…

分からない…
さとみ
さとみ
ねぇ、あなた
俺達あなたの力になりたいんだ
あのハイソックスに隠れた傷の事も
なんでいじめられたのかも
どうして人を信じないかも、
教えて欲しい……
るぅと
るぅと
その中で僕達が出来ることは
精一杯協力するから!
you
you
わ、分か…った
す…少し…だけ話…す。
私はこの人達を少しだけ信じる事にした。














もし また裏切られたら


























もう絶対自分以外は信じない。












そう決めた。












そして私はゆっくり自分の過去に
ついて話し始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
作者だす
作者だす
6話です!(*>`ω´<*)
7話ではあなたが経験した暗い過去
について書いていこうと思います!
読んでくれてありがとう!
7話も読んでくれると嬉しーです!
是非お気に入りs(殴

しなくていいです。
るぅと
るぅと
(図々しいですね。)
作者だす
作者だす
ということで~

おつぷり!
ころん
ころん
おつぷり~

プリ小説オーディオドラマ