第7話

お前なんか(松村side)
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2021/03/12 15:34
















あれから数週間、あなたから、連絡は来ることはなくなった




会った瞬間避けられる。






そっか…

















振られたんだな俺



って、現実受け止めるまで時間かかった。





















俺は、オフの日貯め買いしていた小説を読み進めていた。






すると震える携帯を手に取ると





あなたと書いていた。















息を飲んで電話に出た





松村『もし…も…』




俺の言葉を遮るかのように










あなた「うぅっ…泣」









あなたの啜りすす 泣く声が聞こえた











松村『どうした?!?!あなた!』









彼女は衝撃の言葉を途切れ途切れに言う



あなた「大我…くんにっ…別れてってっ…」
松村『は…?』
あなた「どうしたらっ…いいかっ、わからなくてっ…泣」
   「松村さんっ…冷たくしててっ、ごめんなさっ…」
松村『いいよ、俺は気にしてないから』








なんで?















なんであなたを泣かせた?











なんでだよ。









なんで




あなた「松村さんっ…私…どうしたらっ…」



…なんで、あなたが俺と前一緒のこと考えてんだよ…








あなたは…あなたは…
松村『あなたは、幸せにならなきゃいけねーんだよ…』
あなた「松村さっ…」
松村『あなた、少し待ってて』










俺は、































京本あいつのとこへ向かった_






松村『おい!!!出ろよ!!!』










俺は荒々しく京本の家のインターホンを鳴らし、



声を張り上げる






鈍く開くドアからは迷惑そうな顔をした京本が出てきた
松村『おい!!!お前!!!』
京本『近所迷惑だから、上がって話そう』






冷静な京本にさらに腹が立つ


















沈黙を俺が終わらせた









松村『なんで別れた…』
京本『好きじゃないから』
松村『は?じゃあなんのために!!!』
京本『北斗が、








  好きそうだったから』










松村『あ゙…?









   お前、もう1回言って見ろよ!!!!』



俺は京本に飛び掛る






京本『飽きた。お前にやるよ』









京本は俺を見ずにそう言い放つ









俺は、家を出る前に















松村『お前なんか…










   仲間じゃねーから』





















勢いよくドアを閉めた






























あぁ、あなたになんていえばいい?















どんな顔してやればいい…?













分かんねぇや、俺、‪w




























北斗
あなた、京本のことは、忘れてよ
あなた
何で、ですか?
北斗
京本さ






言い難い、なんて言おう、どうしよう…
北斗
その、好きな人が、出来たらしくてさ
北斗
あなたに、問い詰められたら、説明するの心痛いからって
あなた
そう、なんですね…
あなた
大我くん、やっぱり、優しい…ですね






ほんとは、もっと残酷なんだ。










嘘、ついてごめんね
北斗
あのさ、
北斗
俺と少し出かけない?
あなた
え?
北斗
あ、いやすぐにとは言わない!
その、惚気とかでも何でも聞くしさ
あなた
ありがとうございます…
私も松村さんと、会いたかったです
北斗
え?
あなた
正直言って、松村さんはほんとに優しくて
あんなこと、してくるのは驚いたけど、
お兄ちゃんみたいで、暖かくて…
北斗
そう言われると嬉しい



























いつになったら、


















恋愛として見てくれるのだろう…





























あなた
大我くんのことはきっぱり諦めます。
北斗
うん、そっちの方がいいよ
あなた
離れないでください
北斗
え?
あなた
松村さんは、私から、離れないで欲しいです…
北斗
もちろんだよ
























少しは、期待していい?

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