『別れましょう』
そう言われたとき
何を言ってるのか分からなかった。
あなたが出ていったあと
やっと理解が追いついた。
訳が分からなかった。
俺はちゃんとあなたを愛し…
俺、あいつの恋人だったのに
なんも出来てなかった…
目の前であんな違う女と腕絡ませたり
他の女優先したり
あなたの言う通りだ…
今さら気づいたってもう遅いのに…
とにかくちゃんと明日謝ろう。
謝って今度こそはあなただけを見て
あなたを一生かけて愛そう。
翌日
俺は学校についたら真っ先にあなたの教室に行った。
だいちぃ>>>>今ちょうどトイレいっててよかった
その時、帰ってきてしまった。
よかった、拒絶されなくて…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。