お館様「良く来たね、私の可愛い剣士達」
柱「ザッッ」
『お館様におかれましても御壮健で何よりです
益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。』
お館様「ありがとうあなた。」
お館様「今回はあなたから話があるよ。
あなた、用件を話して良いよ。」
『御意。
今回話すのは、見つけたら連れてきて欲しい人が居る、という話です。
この耳飾りを見て下さい。』
『この耳飾りはかつての日の呼吸の使い手が付けていた物です。』
『この耳飾りを付けている方がいるのなら、私の元に連れてきて欲しい…』
『お願いします。』
天元「派手にわかったぜ!」
しのぶ「わかりました。」
義勇「わかった。」
行冥「了解した…」
実弥「嗚呼」
無一郎「すぐに忘れるけど…」
蜜璃「わかったわ!(その耳飾りを付けている子を見かけたらあなたちゃんの所に連れて行けば良いのよね!)」
小芭内「(甘露寺が言うならば)わかった」
杏寿朗「了解だ!!!!」
お館様「あなたの話はこれで終わりだね。
では改めて、柱合会議を始めよう。」
どうか…
お願いだ
あの耳飾りを付けている者がいるのなら…
必ず無惨を倒す鍵になる…!!
無惨!!!
私達が必ずお前を倒す!!!
私達が悲しみの連鎖を断ち切る!!!!!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。