炭治郎「是非お願いします!!!」
『有難う。
じゃあ早速明日から鍛錬を始めようか』
炭治郎「あの、
神風さんの事は何と呼べば…?」
『そうだな…師範でいいか?』
炭治郎「わかりました!
これから宜しくお願いします!師範!」
『嗚呼、宜しくな炭治郎。』
これで
無惨の討伐に近づく…
『炭治郎。鍛錬は明日からだ。
私の屋敷に住み込みでするか?』
炭治郎「いいんですか?!」
『勿論だ。』
炭治郎「今日は荷物などあるので
明日から泊まらせていただきます!」
『わかった。
午前でも午後でも良いからな、都合の良い時に来い。』
炭治郎「有難う御座います!」
炭治郎「そうだ、
禰豆子も師範に挨拶をしよう!」
禰豆子「ムー…」
炭治郎「禰豆子、
今日から俺の師範になる神風さんだ!」
『宜しくな禰豆子。』
禰豆子「ムームー!ムー…」
炭治郎「禰豆子。眠そうだな…」
『…じゃあもう今日は家に帰りな。』
炭治郎「はい!」
『また明日。炭治郎。』
炭治郎「また明日、師範!」
『義勇。今日は連れてきてくれて有難う。』
義勇「神風の力になれたのならそれで良い」
『義勇は優しいな』
義勇「神風の方が優しい」
『有難うな』
義勇「…俺も失礼する。」
『嗚呼。』
義勇「また会おう。あなた。」
『!またな、義勇。』
しっかりと育てなくては…
明日に備えて私も寝よう。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。