第14話

医務室に向かいながら……
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2018/07/18 13:28
私と小山先輩は無言で医務室に向かった
私は小山先輩の手を見てみる…
…だいぶ凄い青あざになっている
すると…小山先輩はそれに気づいたのか
すっと手を隠し…痛いのをいかにも我慢しているように……
小山慶一郎
小山慶一郎
あなたさん〜
俺に相談してくれてもよかったんだよ?
あなた

あっ…えっ…と…いじめの事ですか?

小山慶一郎
小山慶一郎
そうだよ〜w
あなた

にしてもすごい偶然だな〜
まさかの小山先輩がサッカー部のこと見に来るなんて〜w
いじめのこと気づいてるみたいにw

そう私は言うと
小山慶一郎
小山慶一郎
気づいてたよw
あなた

えっ?

小山慶一郎
小山慶一郎
流石に舐めすぎww
あんな状況で気づかないなんておかしいでしょw
流石だな…尚のこと小山先輩のこと好きになっちゃうじゃん…
そう考えてると医務室につく
……だが
あなた

先生いない……

小山慶一郎
小山慶一郎
今は居ないみたいだね
といいドアに掛かっている「印刷室にいます」の文字
あなた

早くしないと小山先輩の手が…

小山慶一郎
小山慶一郎
俺の事よりもあなたちゃんが先
俺今日塾だからさもう行かないと
あなた

えっ…でも…

小山慶一郎
小山慶一郎
平気平気!
そこまで痛くないから!それに見た感じそこまでの怪我じゃないよ〜!
じゃあね!
といい行ってしまった
あなた

…痛がってたじゃん…

私はそう呟くがもちろん返事は来ない

ー(小山目線)
小山慶一郎
小山慶一郎
…痛いけど…これくらいじゃ大丈夫だよ…
だけど…この考えが間違いだった

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